深田恭子主演「劇場版 ルパンの娘」、オールスター集結の予告第1弾が完成！

2019年7月にスタートしたドラマは横関大氏の小説を原作に、“Lの一族”の娘・三雲華（深田）と警察一家の息子・桜庭和馬（瀬戸康史）の禁断の恋が描かれた。全力でふざけるキャストの好演、泥棒スーツを身にまとった激しいアクションと独特のポージング、ミュージカル演出など、ユニークな世界観が人気を博したこともあり、20年にはドラマ2作目が放送。泥棒一家と警察一家に加え、新たに名探偵一家である北条家の娘・美雲（橋本環奈）が登場した。そしてシリーズ最終章となる劇場版の撮影は20年12月～21年2月に行われ、10月15日に封切りとなる。

劇場版の舞台となるのは、異国の地「ディーベンブルク王国」。Lの一族の父・尊（渡部篤郎）が突然「泥棒引退」を宣言し、これまで迷惑をかけてきた華と和馬に遅めの新婚旅行をプレゼントする。だが本当の目的は、王国に眠る史上最大のお宝。そしてLの一族最後の仕事は、華も知らない一族最大の謎に迫ることになる……。

予告編では、泥棒引退を決意した尊に満面の笑みを浮かべた華が花束を手渡すシーンから始まる。ディーベンブルク王国を訪れた一族だが、その目的が王国の秘宝である王冠を盗むためだったと知らされた華と和馬は呆れるばかり。マイペースに計画を進める一家のコミカルなやり取りは、劇場版でも絶好調。しかし、ドラマのシーズン2でLの一族を窮地に追い込んだ強敵ナターシャ（太田莉菜）が突然現れ、愛娘の杏（小畑乃々）が連れ去られてしまう。愛する者の危機に、華は再び泥棒スーツに身を包む。

さらに、警察官でありながら捕まり癖のある和馬のアクションカットや、冷静沈着な人柄からは想像もつかないほどの甘え声を発する美雲（橋本環奈）、赤いドレスに身を包み華麗にマスクを脱ぎ捨てる悦子（小沢真珠）らの姿も。映像の終盤には、観月ありさ扮するもうひとりのLの一族・三雲玲が登場。尊の「玲は俺の妹だ」という告白や、悦子の「三雲玲は死んだって……」という衝撃的な言葉が収められており、今作のキーパーソンである玲にどのような真実が秘められているのかに注目が集まる。映画は、10月15日から全国で公開。