ジェニファー・ロペス、Netflixとファーストルック契約 マイノリティ女性を積極的に起用予定
2021年6月21日 22:00
米人気歌手で女優のジェニファー・ロペスが、Netflixと複数年のファーストルック契約を結んだと米Deadlineが報じている。
ロペスは、自身の製作会社ニューヨリカン・プロダクションを通じて、Netflix向けに長編映画、テレビドラマ、リアリティ番組などを製作する。特に、マイノリティ女性の役者、脚本家、映画作家を積極的に起用していくという。
「Netflixとの新たなパートナーシップを発表できることを嬉しく思います」「従来の常識にとらわれず、これまで存在していた芸術やエンターテインメントにおける国境や制限をなくし、作品を世界中の何百万人もの人々に直接届けようとしている先進的な企業Netflixが、私たち(ニューヨリカン・プロダクション)にとって最適な居場所だと信じています」(ロペス)と声明を発表している。
ロペスはすでにNetflix向けに「ザ・マザー(原題)」と「ザ・サイファー(原題)」という2本の映画を準備中。「ザ・マザー(原題)」は、娘にサバイバル術を教えるために姿を現す殺し屋の母親の物語で、実写版「ムーラン」のニキ・カーロ監督がメガホンをとる。ロペスは役作りのためにトレーニング中で、クランクインは秋の予定。
なお、ロペスは2019年公開の主演映画「ハスラーズ」を自らプロデュース。実写映画としては自己最高の北米興収オープニング3310万ドルを記録している。