美しく気まぐれな妻帯者と情事に溺れる午後 世界的ダンサー、ポルーニンの肉体が眩しい「シンプルな情熱」特別予告
2021年6月18日 12:00
フランスの女性作家アニー・エルノーが、自身の体験を赤裸々につづったベストセラー小説を映画化した「シンプルな情熱」の特別予告が披露された。主人公と抗えない恋に落ちる男性を演じた世界的ダンサー、セルゲイ・ポルーニンに注目した映像となっている。
パリの大学で文学を教えるエレーヌは、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドルとパーティで知り合い、恋に落ちる。ポルーニンがアレクサンドル、「若い女」のレティシア・ドッシュがエレーヌを演じた。
ポルーニンは、19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれた2年後、人気絶頂の真っただ中に退団を発表。現在は全身にタトゥーをまとう異端のダンサー、そして俳優として活躍している。
特別予告は、エレーヌの視点から見た、美しくも気まぐれなアレクサンドルのさまざまな表情が収められている。「車を飛ばしてきた」と言った後、勢いよく服を脱ぎ、エレーヌと激しい情事に溺れるシーンや、それを終えた後に見せるリラックスした表情。劇中でも使用されるフライング・ピケッツの名曲「Only You」を背景に、印象的なシーンの数々が映し出される。
「シンプルな情熱」は、7月2日からBunkamuraル・シネマほか全国公開。