「嵐」20周年ツアーライブフィルム、上海で世界初上映! 松本潤が現地のファンにメッセージ
2021年6月14日 07:00
人気アイドルグループ「嵐」の20周年記念ツアーを体感できる初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(日本公開は未定)が6月12日、第24回上海国際映画祭(6月11~20日)のDolbyVision部門で世界初上映を迎えた。プレミアチケットを手に入れた現地の観客200人が、本作をいち早く“体感”。会場となったマカライン・シネマ・ワールドは、撮影が行われた東京ドームさながら熱狂の渦に包まれた。
2018年11月から19年12月まで1年以上にわたり、計50公演、累計観客動員237万5000人を記録した「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。そして東京ドームで19年12月23日、ライブフィルム製作のために1日限りの「シューティングライブ」を開催し、壮大な撮影を敢行した。本作には、堤幸彦監督ら長年にわたり「嵐」に関わり、彼らを知り尽くした映画とライブのスタッフが集結。「嵐」が5人だから見られた景色、観客が5人と一緒に見た景色を、圧倒的な一体感と臨場感をそのままに、100台以上のカメラで余すところなく記録した。
12日以外にも、Dolby Vision部門では全4日間で4回上映、Gala部門では6月17日にキャパ1300席の大会場で上映が行われる。両部門同時上映は、史上初の快挙だ。なお、全5回分のチケット約2000枚は、発売直後に即完売している。
本編上映前には、メンバーを代表して松本潤の中国語も交えたメッセージ映像が披露された。新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、昨年中止になった中国でのライブについても触れ「今回、映画という形にはなりますが、僕たちを待って下さっていたファンのみなさんへ、少しでも恩返しが出来たらと思っています」と中国のファンへの想いを垣間見せた。
上映中は、観客がうちわやサイリウムを振ったり、スクリーンに向かって声援が送るなど熱狂的な状態に。特にライブ会場での嵐ファンがスクリーンに映し出される度に、劇場内は盛り上がった。上映終了後は、感動のあまりに言葉が出ない観客が多く、涙で立ち上がれない人も。
映画を観終わったファンは 「嵐を大きな映画館で観れる機会をくれてありがとう!」「この映画を見れたことに感謝」「映画でライブを体験ができて幸運」「日本のライブにも行ったが、当時に一瞬で戻った」「DVD以上に嵐のライブを感じられる映像だった」「5人が輝いていることに感謝。また機会があれば5人に会いたい」「北京のライブが中止になって、まさか上海で見れるとは思わなかった」「世界中の多くの映画館で上映されてほしい」「嵐は人生の中の光で、常に励ましてくれた。また会いたい」とコメントを寄せていた。
松本のメッセージ全文は、以下の通り。
上海国際映画祭へお越しのみなさま、こんにちは。松本潤です!(中国語でのコメント)
この度、「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」という僕たちの新しいコンサート映画が、世界ではじめて、ここ上海国際映画祭にて、ワールドプレミア上映となります。僕たち嵐は、2020年に中国でコンサートをする予定だったのですが、新型コロナウイルスの世界的な感染の影響を受けて、中止することになりました。非常に残念に思っています。そこで今回、映画という形にはなりますが、この“Record of Memories”の上映をもって、僕たちを待って下さっていたファンのみなさんへ、少しでも恩返しが出来たらと思っています。この作品は、実際のコンサート会場にいるような生の臨場感が再現されています。僕たち嵐と、同じ空間で、同じ時間を共有しているかのような最高の映像体験が出来る特別なライブ映画になっています。今から思い切り、楽しんでいただけたら嬉しいです!
それでは、お楽しみください!ありがとう(中国語でのコメント)
フォトギャラリー
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”
劇場公開日 2021年11月26日
上映時間 148分 (G)
評価・レビュー (87件)
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