木村拓哉×長澤まさみ「マスカレード・ナイト」に中村アン、田中みな実、木村佳乃、麻生久美子ら
2021年6月14日 07:00
東野圭吾作品のなかで屈指の人気を誇る小説「マスカレード」シリーズは、これまでに累計発行部数450万部を突破している。2019年に映画化されたシリーズ第1作「マスカレード・ホテル」は、興行収入46億4000万円の大ヒットを記録した。
木村が警視庁捜査一課のエリート潜入捜査官・新田浩介、長澤が「ホテル・コルテシア東京」の優秀なホテルマン・山岸尚美に再び扮する。刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様が第一優先」のポリシーを貫き利用客の“仮面”を守ろうとする山岸という異色のタッグが、新たな事件に挑む。
今作の舞台も、「ホテル・コルテシア東京」。未解決殺人事件の犯人が、大みそかの豪華絢爛なカウントダウン仮装パーティ「マスカレード・ナイト」の会場に現れるという密告状が警視庁に届き、新田は再びホテルマンに扮して潜入捜査をすることに。タイムリミットは24時間。容疑者である“仮面”を被った参加者500人を相手に、新田と山岸が再び手を組み、犯人逮捕に奔走する。今回発表された10人全員が、犯人である可能性を秘めていることになる。
なお前作に続き、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、篠井英介、渡部篤郎、東根作寿英、石川恋、鶴見辰吾、石橋凌が出演している。「マスカレード・ナイト」は、9月17日から全国で公開。
今回発表された10人のキャストのコメント全文は、以下の通り。
私は今回、“アルゼンチンタンゴ”に挑戦しました。初めはどうなることかと不安でしたが、練習を重ね、無事乗り切ることができました。作品を通して素晴らしい経験をさせていただきました。映画公開を楽しみにしています。
お声掛けをいただき、驚きました。前作を劇場で観ていたので、本番中も“あの”ホテルのセットでお芝居をさせてもらえていることに終始興奮気味でした。錚々たるキャストの皆さんの中に入れていただき光栄です。無事に公開されることを心待ちにしております。
鈴木監督の持つ穏やかな雰囲気が、とても居心地のよい現場を作ってくださったと思います。非常に楽しい撮影でした。僕ら俳優が楽しんで演じているので、それは必ずスクリーンに溢れ出るものでご覧いただいた方には伝わると思います。またホテル・コルテシア東京に遊びに来てください。
木村くん、長澤まさみちゃん、それぞれの個性がシーン毎に違った色を見せて漂う現場は、楽しく、時には緊張感を持って、これぞ映画作りという醍醐味を感じさせてくれました。観客の皆さんと一体になれる事で映画は完成です。「ようこそ、ホテル・コルテシア東京へ!」
セットに入って驚きました。あのホテル・コルテシア東京が稼働していたからです。久しぶりの鈴木組は、相変わらずチームワークが素晴らしく、実家に帰ってきたような気分にさせていただきました。とてもしあわせな現場でした。
初めてホテル・コルテシア東京のセットに入ったとき、そのダイナミックさ、緻密さに圧倒されました。私も宿泊客の1人として怪しく参加させていただきました!是非楽しんでください!
前作の大ヒット『マスカレード・ホテル』に続く今作品のオファーにびっくりしました。豪華なセット、キャスト、スタッフの皆さんに圧倒されながらも、東野圭吾さんの世界に関われた事、初の鈴木組の一員になれた事が私の宝物となりました。
東野圭吾さんの作品に出演することができて、とても光栄です。木村拓哉さんとは今回が初めての共演でしたが、座長としてのリーダーシップの素晴らしさに圧倒され、長澤まさみさんとは久々の共演で楽しい時間を過ごせました。みなさん、華やかな仮面舞踏会をどうぞお楽しみください。
前作の『マスカレード・ホテル』をとても楽しく観ていたので、今作に参加させていただけたこと、とても光栄に思います。私が演じた「謎の女」がどのようにしてストーリーに絡んでいくのか、どうぞお楽しみに!
ふと気がつくと、凄い俳優さんに囲まれてるのでなるべく我に返らないようにしました。そういう意味では仮面を被ってたかもしれません。ぜひ劇場でご確認下さい!
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2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
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