神木隆之介、「るろ剣」瀬田宗次郎に“一目惚れ”で勝手に役作りの過去 佐藤健は声を絶賛
2021年6月12日 15:35

「るろうに剣心 最終章 The Final」の大ヒット御礼舞台挨拶が6月12日、都内で行われ、佐藤健、神木隆之介が登壇。リモートで大友啓史監督も参加し、本作について語り合った。
本作では剣心(佐藤)と中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人・縁(新田真剣佑)との死闘を描き、剣心の“十字傷”の秘密を明かす「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(公開中)へと続いていく。神木は「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」で演じた瀬田宗次郎役で本作にサプライズ出演をしている。

主演としてシリーズを10年引っ張ってきた佐藤に花束を渡した神木は「すごく大きいものをひとりで背負っているな、すごいなと尊敬の目で見ていたので、今日来られてよかったです」と労いの言葉をかけ、「金髪のままでごめんなさい。“健先生”にお会いしたかった」と笑顔で隣に並んだ。
神木にとっても思い入れの強いシリーズだといい、「まだ実写化されるって知らなかったときに、事務所に宗次郎が表紙の漫画を持って行って、『なんか似てません? 実写化とかしないんですかね』ってずっと言っていたんです。そこで『今、健が撮っているよ』って言われて、続きがあったときのために勝手に縮地(片足でリズムを刻むステップ)の練習をして役作りをしていました。瀬田宗次郎に一目惚れしていたので、出させてもらうことになって本当に幸せでした」と当時を振り返る。

続けて、神木は「前作のときに出し切ったけれど、宗次郎が好きすぎて、やっぱり常に『あ、そっか。刀触ることないのか』って思いながら生きてきたんです。交差点を渡るときに一対多数かとか思いながら……」と冗談を交えつつ、「本当に純粋に大好きなので、嬉しかったです」と、再び宗次郎を演じられた喜びを語る。
サプライズ出演の経緯について、大友監督は「(神木が縮地を)練習しているっていう噂は、当時から業界に轟いていました。最後だしサプライズを用意しようってときに、真っ先に浮かんだのが神木君。健くんも脚本作っているときに『神木どうですか?』っていう話をしてくれた」と説明し、「どういう風に出てくるかはお楽しみで」と期待をあおる。
今回の撮影は3日ほどだったそうで、佐藤は「3日とは思えない貢献をこの映画にしてくれた」と感謝し、「改めて思ったのは、声が素晴らしいです。僕は神木が出ることを知りながら見ているわけですが、宗次郎がしゃべった瞬間に空気が変わるのは素晴らしい」と絶賛。大友監督も「2人は関係性含めてコンビネーションができていて、息ぴったり。信頼し合っているのもわかっているし、僕は楽しく撮っていました」と現場での様子を明かしていた。
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