藤原竜也「鳩の撃退法」3つの謎が絡み合う映像初公開 主題歌は「KIRINJI」&Awichの「爆ぜる心臓」
2021年5月26日 07:00

藤原竜也が小説家を演じ、「月の満ち欠け」の直木賞作家・佐藤正午氏のベストセラー小説を映画化する「鳩の撃退法」の予告編(https://www.youtube.com/watch?v=L68JvEYNpPk)と本ビジュアルが披露された。あわせて主題歌は、本作の劇伴も担う「KIRINJI」の堀込高樹と、ラッパー・Awichによる「爆ぜる心臓」に決定した。
藤原がかつて直木賞を受賞した作家・津田伸一を演じ、小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む謎解きエンタテインメント。土屋太鳳をはじめ、風間俊介、西野七瀬、坂井真紀、濱田岳、リリー・フランキー、豊川悦司らが共演する。ドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞(2016年1月度月間賞)に輝いたタカハタ秀太監督がメガホンをとる。
津田は、あるバーで担当編集者・鳥飼なほみ(土屋)に執筆中の小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”をもとにした津田の新作に、鳥飼は心を躍らせるが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説のなかだけの話とは思えない。鳥飼は小説の謎めいた要素を前に、本当にフィクションなのか検証を始めるが、やがて驚愕の真実と対峙することになる。
予告編では、「一家失踪事件」「謎の偽札」「裏社会の男」という、物語のカギを握る3つの謎が明かされる。さらに、意味深なタイトル「鳩の撃退法」に関連しているのか、登場人物たちが「鳩が囲いを出た」「はと?」「鳩?」と、鳩を連呼する一幕も。津田が仕掛ける小説(ウソ)と現実(ホント)に翻ろうされる、謎が深まる仕上がりとなった。
映像を彩る主題歌「爆ぜる心臓」を手がけるのは、ジャンルにとらわれない曲づくり、アップデートし続けるサウンドプロダクション、ユニークな視点から繰り出される詞で、音楽ファンのみならず、多くのミュージシャンや著名人からも支持を得る「KIRINJI」の堀込。堀込の作り出した楽曲の世界観に、豊かな表現力とアーティスティックなセンスで異彩を放つAwichが加わり、ラップパートを華麗に歌い上げている。
本ビジュアルは、不敵な笑みを浮かべる津田の前に、彼が描く物語の登場人物たちがずらりと並んでおり、「この男が書いた小説(ウソ)を見破れるか。」というコピーが添えられている。
「鳩の撃退法」は、8月27日から全国公開。堀込、Awichのコメントは、以下の通り。

ジャジーなバラード、フェイクのタンゴ、トゥワンギーなギターとエレクトロニクスによるアンビエント風の曲など、自分の中の開けてなかった引き出しに手を突っ込んでガシガシと曲を掻き集めました。主題歌はラッパーでシンガーのAwichに協力していただきました。彼女のリリックとその声の存在感によって、この最高にトリッキーな映画に相応しい主題歌が出来上がったと自負しております。お楽しみください!

「本物」とは何か。社会? お金? 愛情? 私たちの生活の中で、「偽物」と判断されるものに対して、そもそも「本物」とは何なのか。全ては人間達が作り上げて、共有している共同主観。絆も、富も、何かと「偽物」だと判断しては指を刺すのが大好きな私たちは、どれほど「本物」のことをわかっているのでしょうか。そんなことをテーマに、曲作りをしました。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

不覚にも“秒”で沼にハマる映画
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)