R・パティンソン×W・デフォーの鬼気迫る演技合戦! 美しき狂気の世界に誘う「ライトハウス」予告編
2021年5月24日 12:00

ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーがダブル主演を務め、気鋭の映画スタジオ・A24とロバート・エガース監督(「ウィッチ」)がタッグを組んだスリラー「ライトハウス」の予告編がお披露目された。1890年代、米ニューイングランドの謎めいた孤島にやって来たふたりの灯台守が外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく物語。映像では、パティンソンとデフォーの鬼気迫る演技合戦が繰り広げられている。
本作は、第72回カンヌ国際映画祭の国際映画批評家連盟賞を受賞し、第92回アカデミー賞の撮影賞にノミネート。北米では8スクリーンで上映がスタートし、ミニシアター系の作品としては異例となる1000万ドル以上の興行収入を記録した。
予告編では、灯台守として絶海の孤島にやってきたベテランのトーマス(デフォー)と新人のイーフレイム(パティンソン)のやりとりが活写される。しかし、そんな淡々とした日々も束の間、やがて「なぜ秘密をしゃべったんだ?」というトーマスの言葉が何度も響くなか、海で何かを見つけ目を見開くイーフレイム、耳障りな声で高笑いをするトーマス、そして常軌を逸した様子で酒をあおり、踊り狂うふたりが切り取られる。
さらに映像には、ギレルモ・デル・トロ監督(「シェイプ・オブ・ウォーター」)の「鬼才エガース監督の最高傑作」、アリ・アスター監督(「ミッドサマー」)の「並外れた映画。非常に美しく、面白い」など、著名な監督陣の絶賛評もおさめられている。最後にトーマスは問いかける――「この島に来てどれくらいだ? 5週間か? 2日か? 思い出せんのだよ」。現実と悪夢の境界が曖昧になっていくような、不穏な仕上がりとなった。
物語は1801年に英ウェールズで実際に起きた事件がベースとなっており、ほぼ全編に渡り、パティンソンとデフォーのふたりだけで物語が進行する。人間の感情をより際立たせるモノクロームの映像や、かつてサイレント映画からトーキーへの移行期に隆盛した、正方形に近い画面サイズで、“シネマティックな映像美”を実現。緊迫感を増大させる音響にもこだわり抜き、極限状態に置かれた人間たちの、おぞましくも美しい狂気のドラマを創出した。
「ライトハウス」は、7月9日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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