前田敦子、成田凌にビンタ20発!「申し訳なかったです」と恐縮
2021年4月15日 20:30

映画「くれなずめ」の完成披露舞台挨拶が4月15日、東京・テアトル新宿で行われ、主演の成田凌、共演する高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、前田敦子、松居大悟監督が出席した。
「アズミ・ハルコは行方不明」「君が君で君だ」の松居監督自身が、自身の体験を基に描いた完全オリジナルの舞台劇を映画化。友人の結婚式で余興を披露し、失笑を買った高校時代の旧友たちが“披露宴から二次会までの狭間”で青春時代を振り返る姿を描く。
主人公の吉尾和希を演じた成田は「最高に楽しかったです。最高の日々を送り過ぎて、逆に不安になるくらい」と撮影を振り返り、「(主演としての)責任感と無責任感を与えてくれた」と共演陣に感謝を示した。
また、高良は「台本を読んだら、とても面白くて、配役にハマケンさんの名前もあったので、速攻で『楽しみですね』って電話をした」というが、当の浜野はそのタイミングでは出演を知らなかったそうで「マネージャーより早かった(笑)」と苦笑いだった。

前田が演じるのは、主人公の高校時代の同級生で、気が強く責任感のある清掃委員・ミキエ。劇中には、前田が成田をビンタするシーンがあり「怖すぎて、よけちゃって」(成田)、「お互いに痛かった」(前田)。テイクはおよそ20回に及んだといい、前田は「申し訳なかったです。ごめんなさい」と恐縮しきりだった。
松居監督は「僕の友だちに向けてつくった作品」だと思い入れを語り、「ここにいるすごい人たちと作品づくりができて、こうしてたくさんのお客さんに見てもらって、うれしいです。僕と友だちとの時間が肯定されたような気持ち」と感慨に浸っていた。
「くれなずめ」は、4月29日から東京・テアトル新宿ほか全国順次公開。人気バンド「ウルフルズ」が書き下ろし主題歌「ゾウはネズミ色」を提供している。
(C)2020「くれなずめ」製作委員会
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