中川大志、延期経ての主演作公開に感慨 “母役”矢田亜希子は成長に驚き
2021年4月10日 13:00

俳優の中川大志が4月10日、都内で行われた映画「砕け散るところを見せてあげる」の公開記念舞台挨拶に出席。本作は約2年半前に撮影され、コロナ禍による延期を経てようやく公開となり、「一個の作品をこうして届けられることは、大げさじゃなく奇跡だなと感じています」と感慨深げに挨拶した。
竹宮ゆゆこ氏の小説を映画化した本作は、正義感の強い高校生・濱田清澄と、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃を描く愛の物語。4月9日から全国127館で公開を迎え、この日は主演の中川と石井杏奈をはじめ、矢田亜希子、堤真一、SABU監督が登壇した。

中川演じる清澄の母を演じた矢田は「撮影していたときから久しぶりにお会いしたら、面影はあるけれど、本当に立派な男性になられて。何かあったのかなってくらい、私としても母としてもびっくり。こんなに成長するんだなって」と中川の変化に驚いたことを明かし、「もともとしっかりされている方でしたが、より大人っぽくなられて感慨深い。素敵にかっこよくなって」と“母目線”で成長を喜ぶ。
「撮影は2年半前ですから」と照れ笑いを浮かべた中川は、「20歳になったばかりのときに撮っていたので、ニキビができている感じも若いな」と振り返りつつ、「そういうのも含めて、あの瞬間のあの時にしかない感じていた表情とかをいっぱい残していただいて、よかったです」と話す。
この日は有観客での舞台挨拶となり、石井は「たくさんの方々の顔を見ることができて嬉しいです。公開されたんだなっていう実感がわいてきています」と喜びを噛み締める。中川も「撮影から今日ここに来るまでに、2年半かかりました。僕たちの仕事は、見てもらって完成する仕事で、いつもお客さんの顔を想像しながら演じて、作品を作っています。一個の作品をこうして届けられることは奇跡だなと感じています」と語りかけ、「この作品と共にこれからも頑張っていきます」と宣言して挨拶を締めくくった。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)