“良妻”から自立した自由な女へ! ジュリエット・ビノシュ主演「5月の花嫁学校」予告編
2021年3月31日 12:00

ジュリエット・ビノシュ主演、「ルージュの手紙」のマルタン・プロボ監督によるコメディ「5月の花嫁学校」予告編が公開された。
1967年、フランスのアルザス地方にある花嫁学校、ヴァン・デル・ベック家政学校には今年も18人の少女たちが入学してきた。経営者である夫の突然の死をきっかけに、校長のポーレットは学校が破産寸前であることを知る。ポートレットが、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する中、パリで5月革命が勃発する。抗議運動がフランス全土に広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意する。ビノシュがポーレット役を演じるほか、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルボフスキーらが顔をそろえる。
予告編では、「良き妻」になるための学校で、掃除や料理、裁縫を学ぶ少女たちが厳しく指導される様子が映し出される。しかし、パリで勃発した“5月革命”は、少女たちだけでなく、先生たちの心にも徐々に影響を与え「良妻の時代は終わった」「これは革命だ」と女性が自由に生きる権利を一緒になり求めて旅立つ。ミュージカル調のダンスと歌で自由を謳歌するラスト、女性がズボンを履くことが「はしたない」と思われていた時代に、勇気を出して着用するビノシュの表情も見どころだ。
5月28日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開。
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