高岡早紀主演、狂気のラブサイコスリラーが映画化 「リカ 自称28歳の純愛モンスター」6月18日公開
2021年3月24日 08:00
第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、累計65万部を突破した五十嵐貴久氏の人気サイコスリラー小説「リカ」シリーズを、ドラマ版に続き高岡早紀主演で映画化した「リカ 自称28歳の純愛モンスター」が6月18日公開される。
2019年10月に東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送され話題となった連続ドラマ「リカ」、そして現在放送中でエピソード0にあたる「リカ~リバース~」に続く本作は、原作ファンから映像化を期待する声が大きい「リターン」をベースに2019年のドラマの最終回、捕まったはずの警察を抜け出して、愛する人の元へと向かったリカのその後を描く。
主人公・雨宮リカを演じるのは、ドラマに続き“美しき魔性”高岡早紀。衝撃的なセリフ、誰もが目を奪われてしまう振り切った演技で、「リカ」ワールドへ引き込んでいく。幼い頃から愛に恵まれなかったリカは、夫、結婚、家庭に少女のような憧れと純粋さを持つ、自称28歳の女性。運命の男性に出会った時、彼女のピュアな愛情は炸裂し、愛する人を手に入れるためなら手段を選ばない最恐の“純愛モンスター”と化していく。
リカの新たな運命の相手は市原隼人。リカをおびき寄せるため、マッチングアプリを通じてコンタクトをとり、その怪しげな魅力に次第に惹かれていく警察官・奥山次郎を演じる。奥山の婚約者で同じくリカを追う警察官・青木孝子に内田理央。青木の先輩で公私にわたり面倒を見る梅本尚美役を佐々木希が演じる。そのほか、尾美としのり、マギー、水橋研二、岡田龍太郎、山本直寛がリカワールドの脇を固める。
予告編では「雨宮リカ、28歳です」というリカの象徴的なセリフからスタート。生きている人間を外科手術の要領で切り刻み胴体だけを連れ去ったリカ事件から3年が経った頃、遺体が発見されたことから、警察は再びリカ事件の捜査を開始。刑事・奥山は、容疑者のリカをマッチングアプリでおびき寄せる作戦に出る。「魂の片割れを探している」と偽った奥山を運命の人だと直感したリカは、「会ってみたい!」と恋心を募らせる。リカは、追手から逃げる高速走りに加え、スパイダーマンのように空を飛び、壁を登るなどその身体能力がドラマ版からパワーアップ。純愛を邪魔する人間たちへの「死ねばいい!」という痛烈なセリフも聞き逃せない。
なお、主題歌は現在放送中のドラマ「リカ~リバース~」同様に、次世代ガールズ・ユニオンFAKYが歌う「99」。メンバーのLil’ Fangが歌う「人形の家」が挿入歌として本編を彩っている。