毒母の暴走が止まらない 「search」監督のサイコスリラー「RUN」予告編
2021年3月23日 08:00
「search サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督と製作チームが再タッグを組んだサイコスリラー「RUN ラン」の公開日が6月18日に決定し、あわせて予告映像が披露された。車椅子で生活する娘を溺愛する“モンスター毒母”の狂気を描く。
ある郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアン (サラ・ポールソン)に不信感を抱き始める。
ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは人間が服用してはならない薬だったことが判明する。なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。そこには恐ろしい真実が隠されていた。
予告編は、「search サーチ」を彷彿とさせるPCログイン画面の様子から始まるが、インターネットに接続できない環境であることがわかり、チャガンティ監督は「僕らなりの方法で、“前回とは違うよ”と、伝えているんだ」とこのカットの意図を語っている。ダイアンの狂気、逃亡を図ろうとするクロエの姿などのほか、予告編だけに使われている映像もあり、本作ならではの凝った仕上がりとなっている。
「RUN ラン」は6月18日から東京・TOHOシネマズ 日本橋ほか全国公開。