【ネタバレ注意】「ワンダヴィジョン」シットコムの理由が明らかに 監督「一つの線で結びついている」
2021年3月4日 16:00

Disney+で配信されているマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。最終話の配信を前に、先週配信された第8話で本作が“シットコム(シチュエーション・コメディ)”形式を選んだ理由が明らかになり、メガホンをとったマット・シャックマンのコメントを入手した。
「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を描いた本作は、長い恋愛の末、晴れて結婚したワンダとヴィジョンが暮らすウエストビューを舞台にした物語。愉快なシットコムで描かれていたが、幸せな結婚生活は次第に歪みはじめ、裏に隠された謎が次から次へとむき出しになっていった。

この謎の世界は誰が何の目的で作り出したのか注目が集まる中、ウエストビューを操る真の黒幕が、隣人のアグネスだったと判明。アグネスの正体は、ワンダと同じく魔力を持つアガサ・ハークネスだったのだ。同じ魔女としてワンダの強大なパワーに興味を持ったアガサは、ワンダと共に過去の記憶を振り返っていくこととなる。
過去へと遡ったワンダの前に現れたのは、幼き頃の幸せな記憶の断片。両親と兄のピエトロと共に、ソコヴィアという紛争地域で慎ましくも平和に暮らしていたワンダ。彼女の人生で最も幸せを感じていたのは、家族でシットコムを見る時間だった。
ワンダの平和で楽しい唯一の記憶が家族団欒の時間にあり、その時に見ていたシットコムの結末が、“全部悪い夢だったと分かりハッピーエンドを迎える”というものだったことから、シットコムの世界を幸せな未来の象徴として捉えていたワンダ。明るい未来を心から願ったワンダは、意図せず周りの住人を巻き込み、シットコムの非現実世界(=ウエストビュー)を作り出してしまった。

これまで描かれてきた微笑ましい新婚生活は、今は亡き家族と見ていたシットコムの思い出の表れという悲しくも切ない展開に、シャックマン監督は「この番組には、胸を締め付けるようなドラマから、すごく可笑しくて馬鹿げたシーンまである。こういうさまざまなトーンやスタイルを最終的にすべて掘り下げることが出来たのは、ワンダのストーリーだからだよ」と話す。
また、シットコムを通じてワンダの悲痛な過去を明らかにした一連の流れについて、「この番組は、彼女が死とどう取り組むかというストーリーなんだ。そして、それらはすべて、とてもパワフルで、全体を流れる一つの線で結びついているんだ」と説明した。
「ワンダヴィジョン」はDisney+で独占配信中。最終話は3月5日17時から配信。
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