ケイト・ウィンスレット×シアーシャ・ローナンの愛の物語 「アンモナイトの目覚め」絵画のような場面写真
2021年2月19日 17:00

ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが初共演し、第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選ばれた「アンモナイトの目覚め」の場面写真11点が一挙お披露目された。クラシカルな装いのふたりが、絵画のように美しく写し出されている。
長編デビュー作「ゴッズ・オウン・カントリー」が高く評価されたフランシス・リー監督が、世に忘れられた古生物学者と、裕福な化石収集家の妻という、真逆の立場でありながら、ともに孤独を抱えた女性同士の愛を描く。カンヌ国際映画祭をはじめ、アメリカの第47回テルライド映画祭、カナダの第45回トロント国際映画祭など、数々の映画祭でオフィシャルセレクションに選出された。

物語の舞台は1840年代、イギリス南西部の海沿いの町ライム・レジス。古生物学者メアリー・アニング(ウィンスレット)は、人間嫌いで、世間とのつながりを絶ち暮らしていた。かつて発掘した化石は大発見として一世を風靡し、大英博物館に展示されるに至ったが、女性であるメアリーの名はすぐに世の中から忘れ去られ、今は土産物用のアンモナイトを発掘して細々と生計を立てている。そんな彼女は、あることから化石収集家の妻シャーロット(ローナン)を数週間預かることとなる。何もかもが正反対のシャーロットにいら立ち、冷たく突き放すメアリー。しかし、次第に自分とはあまりにかけ離れたシャーロットに惹かれていく。

場面写真で切り取られているのは、男性優位の階級社会で、自力で生き抜こうとする労働者階級のメアリーと、高級ドレスを身にまとい、裕福な生活を送る可憐なシャーロット。大きく異なる佇まいが、それぞれのキャラクターを際立たせている。「ゴッズ・オウン・カントリー」にも描かれていた、逃げ場のない狭い世界に生きる登場人物たちの思いが匂いたち、寂寞感とともにはかない美しさを映す、リー監督ならではの世界観が垣間見えるビジュアルとなった。
「アンモナイトの目覚め」は、4月9日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
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