ケイト・ウィンスレット主演で実在の仮想通貨詐欺事件が映画化
2020年11月8日 10:00

Photo by C Flanigan/Getty Images
アカデミー賞女優のケイト・ウィンスレットが、実在の仮想通貨詐欺事件を題材にした映画「フェイク!(原題)」に出演し、プロデューサーを兼任することがわかった。米Deadlineが報じている。
同作は、出資金詐欺として悪名高い仮想通貨「ワンコイン」詐欺を、被害者の視点から描く意欲作。原作は、「ワンコイン」詐欺の被害者で、被害者の支援組織を立ち上げたジェン・マクアダムスが執筆中の手記で、「コンテイジョン」「サイド・エフェクト」「ザ・ランドロマット パナマ文書流出」などのスティーブン・ソダーバーグ監督作の脚本家として知られるスコット・Z・バーンズが脚色し、メガホンをとる。
なお、バーンズはソダーバーグがプロデューサーを務めた「ザ・レポート」で監督デビュー。CIAによる拷問の実態を調査した報告書に関する実話を基に描いており、高い評価を得ている。ウィンスレットは、「コンテイジョン」に出演していることから、「フェイク!(原題)」では2度目のコラボレーションとなる。
ウィンスレットの最新映画は、シアーシャ・ローナンと共演した「Ammonite」(フランシス・リー監督)。現在は、米有料チャンネルのHBOのリミテッドシリーズ「Mare of Easttown(原題)」に出演。また、「アバター2(原題)」ではジェームズ・キャメロン監督と「タイタニック」以来となるタッグを組んでいる。
(映画.com速報)