柳楽優弥主演、モンゴルをめぐるロードムービー「ターコイズの空の下で」海外版予告編
2021年2月16日 12:00
俳優の柳楽優弥が主演を務めた、モンゴルをめぐるロードムービー「ターコイズの空の下で」の海外版予告編がお披露目。2月19日には先行プレミアム上映と舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーで開催され、柳楽、サヘル・ローズ、KENTARO監督が登壇する。
ドイツで開催された第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭のオープニング上映を飾り、「FIPRESCI賞(国際映画批評家賞)」と「才能賞」の2冠に輝いた、日本、モンゴル、フランスの合作映画。柳楽のほか、麿赤兒、モンゴルのスーパースター、アムラ・バルジンヤムらが共演し、パリを拠点に活動するアーティスト・KENTAROが長編監督デビューを果たした。
資産家の三郎(麿)を祖父に持つ青年タケシ(柳楽)は、何不自由なく贅沢三昧な暮らしを送っていた。物語が動き出すきっかけとなるのは、三郎の所有する競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人の男アムラ(バルジンヤム)が逮捕されたこと。第二次世界大戦終了後、モンゴルで捕虜生活を送った三郎には、現地の女性との間に生き別れとなった娘がいた。アムラとの出会いをきっかけに、三郎にモンゴルへと送り出されたタケシ。果てしなく広がるターコイズ色の空の下、言葉も通じず、価値観も異なるタケシとアムラの誌的でユーモラスな旅が始まる。
海外版予告編には、モンゴルの壮大で美しい大自然が映し出されている。タケシが、大地や人々が放つエネルギーに圧倒されながら、様々な出来事を経て、自らを解放していくさまが、鮮やかにとらえられている。14歳の時に「誰も知らない」(是枝裕和監督)で第57回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した柳楽は、20代の終わりに新たな挑戦として本作に取り組み、約3週間におよぶモンゴルでの過酷な撮影を経験した。「(タケシが)大人になっていく道のりが、僕自身の成長記録とも重なっている」「即興的な演技は『誰も知らない』以来初めてで、このやり方が好き」と思いを明かしている。
「ターコイズの空の下で」は、2月26日から新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。なお新宿ピカデリーでは、同19日17時45分からの先行プレミアム上映と、上映前の舞台挨拶を実施。チケット(税込2000円)は、劇場の公式サイト(https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/movie/detail/?cinemaid=T0025777&mo=33406&type=0)で販売されている。
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