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ジョス・ウェドン監督、「バフィー 恋する十字架」出演者らの告発で再び非難の的に

2021年2月15日 14:21

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ジョス・ウェドン監督
ジョス・ウェドン監督
Photo by Rodin Eckenroth/Getty Images

DC映画「ジャスティス・リーグ」でサイボーグ役を演じたレイ・フィッシャーの告発を機に虐待疑惑が浮上していたジョス・ウェドン監督が、今度は企画・制作総指揮を手がけた米大ヒットドラマ「バフィー 恋する十字架」の出演者からの同様の告発により、再び矢面に立たされている。米ハリウッド・レポーターなどが報じている。

フィッシャーは昨年7月、途中降板したザック・スナイダー監督から引き継ぎ「ジャスティス・リーグ」を完成させたウェドン監督を、「彼の現場でのキャストとスタッフへの対応は、下劣で虐待的でプロ意識に欠ける、受け入れがたいものだった」と自身のTwitterで告発するとともに、「そうした行いを見て見ぬふりをした」製作陣を名指しで糾弾。製作・配給元である米ワーナー・ブラザースとの一大バトルに発展するなどして世間を騒がせた。

そしてこのほど、1997年から7シーズンにわたり全米放送され、若者を中心に絶大な人気を博したドラマ「バフィー 恋する十字架」で主人公バフィーの同級生コーディリア役を演じた女優のカリスマ・カーペンターが、当時の撮影現場でウェドン監督から言葉の暴力を含む虐待を受けていたことを自身のTwitterで告白。フィッシャーの告発に勇気づけられ、自らの体験を語る決意に至ったというカーペンターは、同作とスピンオフドラマ「エンジェル」(1999~2004)のセットにおけるウェドン監督を「度重なる権力の乱用によって、とげとげしく有毒な環境を作った」と糾弾。妊娠したと告げた際には、「堕ろさず産む気なのか?」と暴言を吐かれた挙句、出産するや否や番組から降板されられたというカーペンターは、「20年近くもトラウマを抱えながら、誰にも打ち明けることができずにひとりで苦しんできた」と悲痛な胸の内を吐露した。

カーペンターが同ツイートを投稿した直後から、共演者らが相次いで支持を表明。主人公バフィー役のサラ・ミシェル・ゲラーが、「バフィー・サマーズ役として知られることは光栄だけど、ジョス・ウェドンの名前と関連づけられるのは一生ごめん」とインスタグラムでコメントしたのに続き、ウェドン監督が企画・制作総指揮を務めたドラマ「ドールハウス」でも知られるフェイス役のエリザ・ドゥシュクは、「そんなに長い間ひとりで苦しんできたなんて、胸が張り裂けそう。助けてあげられなくて本当にごめんね。あなたのパワフルなツイートは、私たちキャストが共有したおぞましい体験を思い出させてくれた。あなたのように勇気をもって真実を語ることで、変化と希望が生まれると信じているし、そうしたきっかけを作ってくれたあなたを心から尊敬するわ」と、カーペンターに愛のこもったメッセージを送った。

また、バフィーの妹ドーン役を演じたミシェル・トラクテンバーグは、ゲラーの投稿をリポストしたうえで、「ありがとう、サラ。35歳になった今の私なら言える。当時10代だった私に対する彼(ウェドン監督)の行いや態度は、とんでもなく不適切なものだった。これは誰もが知るべき紛れもない真実」と自身の体験を明かした。

本件について、ウェドン監督本人や代理人から正式なコメントはまだ得られていないが、「バフィー 恋する十字架」で脚本を担当したマーティ・ノクソンも「カリスマやミシェル、サラら『バフィー』の女性キャスト陣が語ったことはすべて真実です。私は彼女たちの主張を全面的に支持します」と明言しており、今後さらなる波紋が広がるのは防げそうにない。

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