「コブラ会」クリエイター陣がスピンオフ制作に意欲
2021年1月19日 08:00

映画「ベスト・キッド」シリーズの続編ドラマ「コブラ会」のシーズン3がNetflixで配信を開始したばかりだが、同作のクリエイター陣が「ベスト・キッド」ユニバースの構築を準備していると、米TV Lineが報じている。
同作は、1980年代に大ヒットした青春映画「ベスト・キッド」の30年後を舞台に、かつてダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)に負けたジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)が空手道場「コブラ会」を復活させようとするストーリー。「コブラ会」はYouTubeの有料プランYouTube Red(その後、YouTube Premiumに改名)向けのオリジナルドラマとして配信され人気を博したものの、同サービスがオリジナルドラマから撤退したため、その後はNetflixが獲得した。
企画、制作総指揮をジョシュ・ヒールド、ジョン・ハーウィッツと共同で務めるヘイデン・シュロスバーグは、「ぼくらの理想は、この『ベスト・キッド』ユニバースを拡大して、ファン層を再び活性化することです」「『コブラ会』に関してはエンディングを用意していますが、お気に入りの番組である『ブレイキング・バッド』が、『ベター・コール・ソウル』や『エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIE』といった作品を通じてストーリーを継続させている点を参考にしています」とコメントしている。
具体的には、映画「ベスト・キッド」に登場したコブラ会創始者ジョン・クリーズを主人公にしたスピンオフが検討されているという。「『コブラ会』シーズン3ではクリーズのバックストーリーが描かれていますが、もっと時間を費やすこともできました。ですが、1話30分のドラマでは描くべきことが多すぎて、十分な時間を割くことができませんでした。ぼくらは『ベスト・キッド』というサンドボックスのなかで仕事をすることを楽しんでいる友だち同士なので、できるだけ続けていきたいと思っています」
「コブラ会」は、現在シーズン3までNetflixで独占配信中だ。
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