秋山黄色、粉ミルク、ALONE 気鋭アーティストが「えんとつ町のプペル」挿入歌を担当
2020年12月23日 04:00
お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣の大ヒット絵本を劇場アニメ化する「映画 えんとつ町のプペル」の挿入歌を、秋山黄色、粉ミルク、ALONEが担当していることがわかった。次世代を担う多彩なアーティストたちが手掛けた楽曲が、物語に華を添える。
本作は、いつも黒煙に覆われ、空を閉ざされたえんとつ町を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペルが巻き起こす“信じる勇気”の物語。「海獣の子供」「ハーモニー」のSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当。オープニング主題歌は、本作のために新たにアレンジを加えたHYDEの「HALLOWEEN PARTY プペル Ver.」、エンディング主題歌はロザリーナの「えんとつ町のプペル」に決定している。
秋山黄色は、劇中でプペルとルビッチがすれ違い、再び一人ぼっちとなってしまった2人の悲しみと相まって涙を誘う楽曲「夢の礫」、粉ミルクは、星を見つける大冒険の旅へ出るプペルとルビッチの背中を押す「メザメ」、ALONEは、プペルとルビッチが友情を深めていく様子をアップテンポに表現した「ドリーマー」をそれぞれ提供した。
音楽プロデューサーを務めた北原京子氏は「当初からのテーマだった王道も貫きながらエッジィでアップデートも音楽で挑戦したかった。主題歌、挿入歌もスタンダード~ポップもありつつ洋楽的なエッセンスも意識してアーティストの皆さん達と完成に至りました。そんなヴァリアス・サウンド達が作品の中で生き生きと鳴り、観客の皆さんのわくわくの一つになれたら、音楽チーム一同、嬉しく思います」と話している。
「映画 えんとつ町のプペル」は12月25日から全国公開。秋山黄色、粉ミルク、ALONEのコメントは以下の通り。
秋山黄色です。「映画 えんとつ町のプペル」挿入歌を担当させて頂きました。この作品に携われたこと、今このような形で曲を届けられること、本当にうれしいです。
僕は今「音楽家」としてお仕事をさせて頂いていますが、やはり少し笑われやすい夢でしたので悔しい思いをたくさんしました。このお話は、僕にとって全く他人事ではありません。
最初に信じたのは自分だけでした。
それでも楽しく打ち込んでいくにつれ、しだいに夢は醒め「目標」へと変わりました。
目が醒めて、本当の意味で夢を見ました。
バカにされるのはまだ痛くて悔しい。
きっと多くの人が「えんとつ町」を知っていますね。この映画が誰かを応援する、その力の一部になれますように。
心を込めて音にしました。よろしくお願いします。
はじめまして、粉ミルクと申します。この節目の時代に「映画 えんとつ町のプペル」という作品に携わることができて感謝しています。「メザメ」という楽曲では、本当の自分を思い出していく旅の中で、今までの常識や概念を超え、その先へ進むという祈りを歌わせていただきました。 自分の信じた方へ進む勇気を持つことの大切さ、本当の自分と繋がり、常識や枠を超えたその先にあるワクワクに突き進む旅の素晴らしさを是非、劇場で体感してください。
また、プペルの世界観をイメージして、ゴミの音を曲中に散りばめたりと遊び心ある楽曲になっておりますので、映画と合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。みなさんの明るい未来を祈っています。
原作から読ませていただいていた作品の劇中歌を歌わせていただき大変光栄です。このような機会をいただき、本当にありがとうございます。原作を知っていたからこそ、ストーリーの中で繊細に描かれたキャラクターの心情や変化を、私の声でどう表現するのが一番いいのか? なんてことを考えながら歌いました。
今回の楽曲「ドリーマー」は歌詞に可愛らしい単語が散りばめられていて、プペルの世界観を細かいところで表現しています。耳に残りやすいキャッチーなメロディーも魅力的です。私自身も日常でつい口ずさんでしまいますし、歌っていてとても前向きな気持ちになれる曲です。ぜひみなさま注目して聴いてみてください。
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