勇者パーティを追い出された剣士がスローライフ生活を満喫する「真の仲間」TVアニメ化
2020年12月21日 06:00
ファンタジー小説「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」(KADOKAWA刊)のテレビアニメ化が決定した。
ざっぽん氏が手がける原作小説は、シリーズ累計100万部を突破。魔王に立ち向かう“勇者の加護”を受けたルーティ・ラグナソンの兄ギデオンは、精鋭騎士団を率いる実力者でありながら“加護”が初期レベルが高いだけの“導き手”だったために、賢者アレス・スロアから「真の仲間ではない」として戦力外通告され、勇者のパーティから追い出されてしまう。レッドと名を変えたギデオンは辺境の地に移り住み、押しかけてきたおてんば姫のリット(リーズレット・オブ・ロガーヴィア)とともに薬草屋を開業し、のんびりとした第2の人生を送っていく。2019年には、竹達彩奈がナレーションを務める小説版紹介プロモーションビデオが公開されている。
ざっぽん氏は「アニメ制作では毎週脚本会議に参加させていただいて、私も微力ながらシナリオのお手伝いをしています。脚本が絵コンテとなった時はうれしくて何度も何度も読み返しました。素晴らしいスタッフさんに恵まれ、私もアニメの完成が待ち遠しくて仕方がないです」とコメント。原作イラストを担当するやすも氏と、コミカライズを務める池野雅弘氏からのお祝いイラストも公開されている。