三浦翔平、三浦春馬さん主演作公開への思いを明かす 「春馬とともに、みんなとここにいます」
2020年12月14日 15:30
故三浦春馬さんが五代友厚を演じた三浦春馬さん主演「天外者(てんがらもん)」の公開記念舞台挨拶が12月12日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、三浦翔平、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、メガホンをとった田中光敏監督が登壇した。冒頭で三浦翔平は「皆様のおかげで幕をあけることができました。春馬とともに、みんなとここにいますので、本日はよろしくお願いいたします」と挨拶した。
江戸時代末期、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代友厚(三浦春馬さん)の人生を描く本作。三浦翔平が五代の盟友・坂本龍馬、西川貴教が後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎、森永が初代内閣総理大臣となる、若かりし頃の伊藤博文を体現した。
キャスト陣はこの日、三浦春馬さんとの思い出エピソードに花を咲かせた。三浦翔平は「元々龍馬の役を正式にオファーいただく前に、春馬とごはん食べている時に、龍馬をやってくれないかと言われて、そこから始まった。スケジュールが合わなくて現場にいけない時も、読み合わせの時間を作ってくれたりして、僕の龍馬は春馬あってなんです」と感謝を伝える。三浦春馬さんとは高校の同級生で、以前から友人だったという蓮佛は、「正式にオファー頂く前にご飯を食べている時、おもむろに企画書取り出して『こういうのやるんだけど、一緒にやらない?』と言われて、『いつからプロデューサーになったの(笑)?』とも思っていました」と明かす。共演陣の言葉の数々から、三浦春馬さんが本作にかけた熱量が伝わってくる。
続いて見どころを問われた森川は、「五代さんが英語を使って交渉をするシーンですね。実は私、英語を習っていた先生が三浦春馬さんと一緒なんですけど、実際に英語を自分のものにしていて、本当にすばらしかったです」と述懐。五代の母を演じた筒井が、「天才の母でもある、エジソン、手塚治虫、レディー・ガガの母について調べたのですが、それよりも何 よりも、一番自分を母にしてくれたのは、三浦春馬くんでした。『筒井さんの主演作見ました!』と来てくれた時、ひたむきで純粋な人なのだと本当に思いました。」と話し、涙を浮かべるひと幕もあった。
五代の魅力について、三浦翔平は「すべてです。誠実で、信念をもって、誰に何を言われようが、自分の目的を達成して、心が強いところ。春馬が演じた五代さんのようになりたいです」と熱弁。そして、「(春馬は)そこにいると思うんですけどね。照れてるんじゃないですかね? さわやかな笑顔で、『ありがとう』と言っていると思いますよ」と思いを馳せる。最後に、「悲しい気持ち、寂しい気持ち、いろいろな思いがあってここに来てくださっていると思います、泣いてもいい。でも、ネガティブな気持ちを引きずらないでください。春馬が演じた五代友厚の熱量を、一生懸命な生き様を見てください!」と、力強く締めくくった。
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