ショーン・コネリーさん主演作「小説家を見つけたら」がテレビドラマ化
2020年12月9日 10:00
米NBCが、故ショーン・コネリーさん主演作「小説家を見つけたら」(2000)を下敷きにしたテレビドラマの準備を行っていると、米Deadlineが報じている。
映画版「小説家を見つけたら」は、文才のある黒人青年(ロブ・ブラウン)と隠居中の有名作家(コネリーさん)との交流を描くヒューマンドラマ。マイク・リッチ(「オールド・ルーキー」)が執筆した脚本を、ガス・バン・サント監督がキャリア最高のヒットとなった「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」の次の作品として映画化した作品だ。
ドラマ版は現在、ドラマ「The 100 ハンドレッド」の脚本家T・J・ブレイディとラシード・ニューソン、「シャフト」の監督を務めたティム・ストーリー、NBAの人気選手ステフィン・カリーが共同で準備を進めている。ドラマ版では、コネリーが演じた隠居中の作家の設定が、黒人のレズビアンに変更になり、年齢の異なるふたりの才能ある黒人作家のあいだに結ばれた友情を通じて、成功の代償と償いが描かれていくという。
パイロット版はブレイディとニューソンが脚本を執筆し、ストーリーが演出を担当する。制作はカリーのユナニマス・メディアとソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが手掛ける。