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菅田将暉がナレーション、世界で最も尖った81歳の写真家・森山大道のドキュメンタリー予告編

2020年12月3日 06:00

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日本を代表する写真家・森山大道の仕事に密着
日本を代表する写真家・森山大道の仕事に密着
(c)『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ

デビューから50年余、81歳にして今もなお現役の写真家として活躍する森山大道氏を追ったドキュメンタリー「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」の本予告編が公開された。本編オープニングナレーション(冒頭映像コメント)を俳優の菅田将暉が担当し、この予告編でも菅田の語りが一部使用されている。

“ストリートスナップの帝王”、世界的ファッションブランドからコラボを求められる“スタイリッシュな巨匠”、若い世代からも絶大な支持を集める“写真界最大のスーパースター”と様々な顔を持ちながらも、その撮影手法や普段の生活などは謎に包まれていた世界で最も尖った81歳の巨匠。2019年には写真界のノーベル賞とも言われる「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞し、世界で最も人気のある日本人写真家のひとりとして知られる森山氏の写真の魅力に迫るため、岩間玄監督が、1968年に出版され、幻の作品集として半ば伝説となっていた森山氏のデビュー写真集「にっぽん劇場写真帖」を復刊するプロジェクトに密着する。

映画はカメラを構える森山氏だけでなく、造本家や編集者とやりとりする姿も見ることができ、まるで一冊の本が誕生する現場に立ち会っているような感覚となる作品に仕上がっている。なお、本作は11月3日、5日にイギリス最大のインディペンデント映画祭である「レインダンス映画祭」の「Arty」部門に正式招待上映されたほか、10月17~19日に開催された中国最大級のドキュメンタリー映画祭「西湖国際ドキュメンタリー映画祭」でも正式招待上映されている。また、近年、中国での森山大道人気はますます高まっており、「薄氷の殺人」「鵞鳥湖の夜」などで評価の高いディアオ・イーナン監督が、森山氏の作風からの影響を公言している。台湾でも配給が決定しており、2021年に公開予定だ。

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」は、21年4月30日から東京・新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開。

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