成田凌×松居大悟監督「くれなずめ」2021年GW公開! 披露宴から二次会までの“狭間”を描く
2020年12月3日 05:00

成田凌が主演し、松居大悟監督(「アイスと雨音」「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら」)が監督・脚本を務める映画「くれなずめ」が、2021年GWに公開されることが決定。高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹が共演する。
松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。友人の結婚式で余興を披露するために久々に集まった高校時代の旧友たちが歩く、結婚式の“披露宴から二次会までの狭間”を描いている。タイトルの「くれなずめ」は、「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。
高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興(=赤フンダンス)をやるべく5年ぶりに集まった。久しぶりに出会った彼らは、余興の後の「披露宴」と「二次会」の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。自分たちは今も友達で、これからもずっと友達のままなのだろうと思っていた――そう、たったひとりを除いては……。この微妙な“狭間”の時間に起こった出来事は、まさに見るものの予想を超えていくものだった。

成田は主人公の吉尾和希役に扮し、高良が舞台演出家として活動する藤田欽一役、若葉は欽一の劇団に所属する舞台役者・明石哲也役に挑戦。仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース)役を浜野、同じく学生時代の後輩で会社員の田島大成役を藤原、唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)を、舞台版でも同役を演じた目次が演じている。
「くれなずめ」は、21年GWに全国公開。松居監督、キャストのコメントは以下の通り。
彼らの選択を笑ってやってください。
すごいのできました。
クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。
この現場が好きでした。
現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。
1人でも多くの方々に観てほしいです。
つまり、きっと良い作品なので観てください。
映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めてです。
また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。
「ハッキリさせようとすんなよ」
そんな台詞に心が救われた気がしました。僕も、沈まない夕日の中にいつまでも暮れなずんでいたいです。
映画の中でくらい、そうしていたいです。
舞台版から同じ役で続投させていただきました。この作品が小劇場から全国の映画館へと広がるなんて思ってもみませんでした。改めて不思議な魅力に溢れた作品だと実感してます。
忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。
深く感謝を申し上げます。
最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう〇
※〇=ハートマーク
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