米ユタ州に現れた“モノリス”が行方不明に
2020年12月1日 14:00

米ユタ州南東部の砂漠地帯で発見された謎の金属製の柱が、姿を消したことがわかった。
この金属製の柱は11月18日(現地時間)、ユタ州の公安当局がヘリコプターでオオツノヒツジの頭数を数えていた際に発見。赤土の岩場から突き出た高さ約3メートルの三角柱で、巨匠スタンリー・キューブリックの傑作SF映画「2001年宇宙の旅」(1968)に出てくる「モノリス」にそっくりであることから話題になっていた。
しかし、ユタ州土地管理局は11月28日に柱がなくなったと発表し、前夜に正体不明のグループが持ち去ったことを明らかにした。当局は土地勘のない観光客たちが好奇心で訪れて砂漠で迷わないよう、柱の場所を公表していなかったが、インターネットですぐに座標が特定され、あるベテランハイカーが実際に見に行って、柱の感触をインスタグラムで動画配信していた。
関連ニュース





