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門脇麦×水原希子「あのこは貴族」予告編 東京で生きる女性の息苦しさ、新たな未来を描く

2020年11月30日 07:00

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グラフィックデザイナー・大島依提亜氏が手掛けた本ビジュアル
グラフィックデザイナー・大島依提亜氏が手掛けた本ビジュアル
(C)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

門脇麦水原希子が共演し、山内マリコ氏の小説を映画化した「あのこは貴族」の予告編と本ビジュアルがお披露目された。映像には、東京の異なる“階層”で息苦しさを感じるふたりの女性が、偶然の出会いをきっかけに、新たな人生を切り開くさまが映し出されている。

岨手由貴子監督(「グッド・ストライプス」)がメガホンをとった本作。門脇が東京で生まれ、「結婚=幸せ」だと信じて疑わない箱入り娘・華子、水原が地方出身で、自力で都会を生き抜く美紀を演じる。奇しくもふたりをつなぐことになる良家の弁護士・幸一郎に扮する高良健吾のほか、石橋静河山下リオらが共演した。

予告編には、お見合いを繰り返した結果、理想の相手・幸一郎とめぐり合い、顔をほころばせる華子を活写。一方、名門大学に進学した美紀は、家庭の事情のため、自分で学費を稼ごうとアルバイトに明け暮れる。次第に心と体はすり減っていき、中退を余儀なくされてしまうが、地元に帰りたくない一心で、その後も東京で働き続けていた。華子と美紀はそれぞれの世界で“選別”され続け、目に見えないものに縛られ、生きづらさを募らせる。やがて、出会うはずのなかったふたりの人生がふとしたきっかけで交錯。ふたりが見つける自由、未来に期待が高まる映像となった。

本ビジュアルは、ティザービジュアルに続き、「ミッドサマー」「デッド・ドント・ダイ」などで知られるグラフィックデザイナー・大島依提亜氏が手掛けた。黒のタートルネックにネックレスを合わせ、まさに“お嬢様”といったスタイルの華子に対し、上下紺のパンツスーツを着こなす美紀。同じ東京で暮らしながらも、別世界にいるふたりの人生が交わる瞬間を切り取っている。

あのこは貴族」は、2021年2月26日に全国で公開。

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