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中条あやみが語る「水上のフライト」への自信「私の世界も変わった」

2020年11月14日 12:00

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「水上のフライト」について語った中条あやみ
「水上のフライト」について語った中条あやみ
(撮影:藤本厚)

パラカヌーを題材にした「水上のフライト」が、11月13日から全国公開された。主演を務めた中条あやみは競技用カヌーに初挑戦し、代役なしでレースシーンの撮影も果敢に挑んでる。「この作品を通して、私の世界も変わった」と語る中条に、話を聞いた。

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実話に着想を得た本作は、将来を嘱望されながら事故により歩けなくなった走り高跳びの選手・藤堂遥(中条)が、パラカヌーという新たな夢を見つけ、成長していくさまを描く。「キセキ あの日のソビト」の兼重淳監督がメガホンをとり、杉野遥亮小澤征悦大塚寧々らが共演している。

先日行われた本作の完成報告イベントで「今の中条あやみはこうです、と胸を張って言える作品です」と話していた中条。今回のインタビューでも、言葉の端々から本作への自信が伺えた。

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――本作の脚本を読んだ感想を教えてください。

とても難しいテーマでもありましたし、私自身もともとカヌーに乗れたわけではないので、なぜ私にオファーをいただいたのだろうと思いました。初挑戦のことが多かったので最初は不安もありましたが、遥に起こることをネガティブにとらえているわけではなく、自分が失ったものを認めて、強くなって前に進むポジティブなところにとてもひかれました。

――カヌーのレースシーンも代役なしで撮影に臨まれました。大変だったのでは?

撮影前に1カ月競技用カヌーの練習をしました。競技用のカヌーはとても細いので、乗るだけでも時間がかかると言われています。やっと乗られるようになっても、その当時はまだ乗られるようになった段階なんだ、すいすい漕げる日は来るのかなって焦りました。乗っているときはベルトをつけているので、落ちたときにベルトを外せるよう、あえて落ちる練習もしました。そこからバランスを崩さず乗る練習をして、やっと乗られるようになったと思ったら、水にバーを入れた瞬間にバランスを崩してしまうので、本当にできるのかなって落ち込みましたが、なんとか乗られるようになった自分を褒めてあげたいです(笑)。

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――「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」ではチアダンス、「覆面系ノイズ」では歌と、中条さんはよく“挑戦”をされているイメージがあります。

カヌーもですが、歌と踊りも本当に大変でした。毎回修行だと思っています。これを乗り越えたらきっと今後いいことがある、メンタルが強くなると思って挑んでいます。実際、毎回かなりメンタルが鍛えられています。

水上のフライト」は、私のなかでも大きな作品になると思ったので、遥を演じることで私自身も成長できたらいいなと思っていました。今までの演技とは違う部分もありますし、兼重監督をはじめ、皆さんがとても温かい方ばかりでした。そんな現場で遥を演じさせてもらって、遥の言葉や、遥が周りから言われた言葉がそのまま自分のなかにストンと落ちたような感覚になったんです。この作品を通して、私の世界も変わったなと思っています。

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――メガホンをとった兼重監督とは、今回が初タッグとなりました。どんな印象を持たれましたか?

私が演じる遥に合わせて、現場でセリフを変えてくださることがありました。その場その場で私が演じやすいように寄り添ってくださったので、お父さんみたいな優しさと頼もしさがあります。川で撮影していたときに、サプライズで流しそうめんをしてくださいました。私がインタビューで「今年の夏やりたいこと」で流しそうめんと言っていたのを知っていたようで、竹を買ってきてくださって。撮影が一緒だった子どもたちとも楽しめたので、とてもいい思い出になりました。本当に優しい監督です。

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