三浦春馬さん演じる五代友厚、熱い言葉の数々が溢れ出す! 三浦翔平共演「天外者」予告編
2020年10月29日 06:00

故三浦春馬さんが日本の未来を切り開いた五代友厚を演じた「天外者(てんがらもん)」の予告編がお披露目された。「私は夢のある未来が欲しいだけだ!」「俺に任せろ! 俺についてこい!」――五代の熱い言葉の数々が溢れ出し、三浦春馬さんの熱演が光る映像に仕上がっている。
五代は、土佐の坂本龍馬、岩崎弥太郎、長州の伊藤博文ら同年代の若者たちと夢を語り合い、高杉晋作、勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、大隈重信、トーマス・グラバーといった日本を語る上で欠くことができない偉人・傑物たちを友として支えた人物。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、貨幣造幣局の設立をはじめ、電信・鉄道・紡績・鉱山などの事業を精力的に手掛けた。現在の大阪証券取引所、大阪商工会議所、大阪市立大学など膨大な数の組織や企業の設立に尽力し、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げている。
企画の始まりは、2013年。五代の思いと志を次世代に継承するため、製作総指揮の廣田稔氏をはじめ、市民有志が立ち上げた「五代友厚プロジェクト」が映画化に向けて始動した。長い歳月を経て遂に実現した映画版では、「利休にたずねよ」「海難1890」の田中光敏監督と脚本家・小松江里子がタッグを組み、入り組んだ時代背景と膨大な関連人物を参照しながら、オリジナルストーリーを創出。三浦翔平が坂本龍馬、西川貴教が後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎、森永悠希が初代内閣総理大臣となる、若かりし頃の伊藤博文を体現する。筒井真理子と生瀬勝久が五代の両親役、森川葵が自由な未来を夢見る遊女・はる役、蓮佛美沙子が五代のよき理解者となる妻・豊子役を務めた。
予告編では激動の幕末から明治初期にかけ、日本のために時代を駆け抜けた五代と、その友たちの姿を活写。はるや豊子の前で見せる柔らかな表情とは対照的に、「俺に学ばせるということは、この日本が1日早く進歩するということだ」と言い放つなど、大胆な発想と行動力で未来を切り開いた圧倒的な熱量がのぞく。稀代の「天外者」(凄まじい才能の持ち主)と呼ばれた男の志と生き様が焼きつけられている。
「天外者(てんがらもん)」は、12月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。なお10月30日に限定特典(B5オリジナルクリアファイル)つきのムビチケが発売される。
(C)2020「五代友厚」製作委員会
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