中条あやみ、競技用カヌーを乗りこなす「どんどん好きに」 運動センスを共演者が絶賛
2020年10月22日 17:00

「水上のフライト」の完成報告イベントが10月21日、都内で行われ、主演の中条あやみをはじめ、杉野遥亮、小澤征悦、兼重淳監督が出席。本作で競技用カヌーに初挑戦した中条は「すっかりハマってしまい、これからも続けたいし、競技を見るのもすごく楽しいです」と語った。
本作は、不慮の事故で走り高跳び選手としての夢を絶たれた遥(中条)が、パラカヌーとの出会いを通して希望を取り戻していく姿を描く。
「今の中条あやみはこうです、と胸を張って言える作品です」と自信をにじませた中条。「競技用カヌーは、とても難しかったですがどんどん好きになりました。上手くなるから好きになるんじゃなく、好きになるから上手くなるんだと思いました」と振り返り、「夢は『水上のフライト2』をまたみんなで作ること」と打ち明けた。
主演として作品を引っ張った中条について、杉野は「競技用カヌーを簡単そうに漕いでるけど実際はすごく難しいんです。本当に尊敬します」、小澤も「中条さんはカヌーの上達がすごく早くて、コーチ役なのに僕が一番下手でした。カヌーが転覆するのを『沈(ちん)』すると言うのですが、僕はすぐに沈していました」と実力を絶賛。
メガホンをとった兼重監督は「未来を感じる映画、誰かの背中を押せる映画を撮りたかったので、この映画でそれを感じてもらえれば一番嬉しいですね」と明かし、「諦めないヒロインを演じた中条あやみは、女優・中条あやみ史上最高の演技になったと思っています」とアピールした。
「水上のフライト」は11月13日から全国公開。
関連ニュース





