井上真央主演「大コメ騒動」主題歌は米米CLUB!女の怒りと涙と笑いが詰まった本予告完成
2020年10月21日 07:00

井上真央が主演し、「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英監督がメガホンをとった映画「大コメ騒動」の主題歌が、今年デビュー35周年を迎えた米米CLUBの書き下ろし楽曲「愛を米(こめ)て」に決定した。同曲を使用した本予告では、ミディアムテンポのナンバーが、家族のために懸命に生きる女性たちを優しく包み込む。
1918年に富山県の貧しい漁師町で起こった歴史的事件「米騒動」を題材にした本作。その首謀者は、家族にごはんを食べさせ、日々の暮らしを守りたいと願うおかか(女房)たちだった。主人公・松浦いとを演じるのは、井上。自己主張が苦手で周囲に流されがちなところがあるが、実は聡明な女性という役どころだ。おかかたちのリーダー・おばばを室井滋、いとの姑役を夏木マリが演じ、立川志の輔、柴田理恵ら富山出身の俳優も数多く出演している。

映像には、米の価格高騰に頭を悩ませるおかかたちの姿とともに、「女が動いたところで変わらんがやちゃ」と彼女たちをあしらうような男の態度も切り取られ、当時の風潮を映し出す。腹に据えかね、米の積み出しを阻止しようと立ち上がったおかかたちを、“女一揆”と書き立てる新聞記者。約60キロもある米俵を必死の形相で担ぎ、朝から晩までくたくたになるまで働くおかかたちは、“強い女性”に見えても、本当は生きているだけで精一杯。それでも家族のために、懸命に自分を奮い立たせる彼女たちの姿を、笑いと涙を交えて描いていく。

主題歌を担当した米米CLUBのカールスモーキー石井は、「女性の強さはもう十分、映画で描かれているので、みんなを鼓舞するとか元気づけるとかじゃなくて、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな。そういう歌であってほしい」と、楽曲に込めた想いを語っている。
「大コメ騒動」は、21年1月8日から全国で公開。
(C)2021「大コメ騒動」製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント