佐藤浩市、石田ゆり子らが揃い踏み!「サイレント・トーキョー」重要シーンのメイキング写真
2020年10月17日 18:00

「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文監督がメガホンをとった「サイレント・トーキョー」のメイキング写真が披露された。佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也が集結した見せ場の一つとなるシーンの撮影模様を収めている。
本作は、ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされたという秦建日子氏(「アンフェア」)の小説を実写映画化。クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件に巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯し、複数の視点で展開していくクライムサスペンス。
撮影は昨年11~12月にかけて行われ、メイキング写真は連続爆破テロ事件の容疑者・朝比奈仁役の佐藤、事件に巻き込まれる主婦・山口アイコ役の石田、一連の事件を独自に追う渋谷刑事課・警部補の世田志乃夫役の西島、不可解な行動を取るIT企業家・須永基樹役の中村らが集結するシーンの撮影風景などを切り取っている。
豪華なレストランで友人や恋人、家族らとクリスマスディナーを楽しむ人々の中、一人佇むアイコのもとに朝比奈が現れ、静かに何かを語り出すところから始まり、捜査線上に容疑者として挙がっていた朝比奈を世田ら警察官が追い詰める場面。物語が急展開を迎える重要なシーンとなっている。
この場面を「僕にとって、朝比奈仁にとって、全て。人としての痛みをもっている人間同士が語り合っているように、短いシーンの中で表現したい」と語った佐藤は、リハーサルの際、波多野監督にセリフの変更を提案し、細かくセリフや動きを検討しながら撮影を進めていった。
本作で一度にこれだけのキャストがそろうシーンは少なく、この4人がそろったのもこのシーンが最初で最後。石田は「ここぞとばかりみなさんが出てくるシーン。とても緊張感があり、華やかな場面。同時にすごく難しかったです」と語る。
西島は「とても重要な場面で、互いに感情をぶつけ合うシーンは、僕は出ている側でしたが見応えがありました」、中村も「先輩たちがとてもフランクで、気さくに話しかけてくださいました。役者同士という意味では大きな胸を借りるつもりで、正面からぶつかっていけることができました」と、それぞれ濃密な時間を振り返った。
「サイレント・トーキョー」は、12月4日から公開。
(C)2020 Silent Tokyo Film Partners
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