「007」最新作公開再延期で、米第2位の映画館チェーンが全館閉鎖
2020年10月7日 11:00

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開延期を受け、米シネコンチェーン業界2位のリーガルシネマズが、アメリカで展開する536館全館を10月8日(現地時間)から閉鎖することを決定した。
きっかけは、大ヒットシリーズ最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開延期だ。同作の製作・配給元のMGMとユニバーサル、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは先日、11月に予定していたこのシリーズ最新作の公開を、2021年4月2日に延期すると発表。この決定を受け、クリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」に期待し、8月下旬にいったんは営業を再開させたリーガルシネマズだが、再び閉鎖を余儀なくされた。
同作は当初、今年4月に世界公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イギリスで11月12日、アメリカは11月20日に公開を延期していた。だが、ヨーロッパで感染者が再び増えていることに加えて、アメリカ国内ではニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコといった巨大市場の映画館が営業を再開しておらず、再開した劇場も大半が定員制限を設けるなど十分な集客が見込めない厳しい状況から、公開が21年4月に再延期された。
リーガルシネマズの親会社、シネワールドのムーキー・グライディンガーCEOは、「この決定は決して容易なものではありませんでした。従業員たちが、劇場を新たな規定に適合するよう尽力してくれたことに感謝し、また誇りに思っております」と話している。今回の全館閉鎖では、約4万人の従業員に影響があるといわれている。
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