マーベル初のムスリム女性主人公ドラマ「ミズ・マーベル」監督に「バッドボーイズ フォー・ライフ」の新鋭コンビ
2020年9月29日 13:00

米ウォルト・ディズニー傘下のマーベル・スタジオが、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+」向けに準備中の新ドラマ「ミズ・マーベル(原題)」に、大ヒット作「バッドボーイズ フォー・ライフ」の監督コンビ、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー、アカデミー賞2度受賞のシャルミーン・ウベード=チナーイら、個性豊かな監督陣が起用されたことがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
主人公のミズ・マーベルことカマラ・カーンは、米ニュージャージーに暮らすパキスタン系アメリカ人の少女。ある事件により体内で眠っていた超人類“インヒューマンズ”の遺伝子が覚醒し、自由自在に身体を変化させる特殊能力を身につけた彼女は、思春期特有の悩みと葛藤しながらも、等身大のスーパーヒロインとして悪に立ち向かう。
アルビ&ファラー監督コンビは、2018年のベルギー製クライムドラマ「ギャングスタ」で注目を集めたのち、ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演による大ヒットアクションシリーズ第3弾「バッドボーイズ フォー・ライフ」の監督に抜てきされ、世界累計興行収入4億2560万ドルのメガヒットへと導いた。今後は、Netflix製作によるエディ・マーフィ主演の人気シリーズ第4作「ビバリーヒルズ・コップ4(仮題)」でメガホンをとることが決定している。
同誌によれば、アルビ&ファラーのほか、「Saving Face(原題)」(12)と「A Girl in the River(原題)」(15)で、アカデミー短編ドキュメンタリー賞に2度輝いたパキスタン出身の女性監督ウベード=チナーイのほか、「ウォーキング・デッド」「Marvel パニッシャー」「アウトランダー」など数多くの米人気ドラマを手がけきたミーラ・メノンが監督チームに加わるとのことだ。
マーベル・コミックスおよびマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上初のムスリム(イスラム教徒)ヒーローとして話題を呼んだミズ・マーベルについて、マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長は、単独ドラマシリーズのほか今後のMCU作品にも登場すると明かしており、現在進行中のキャスティングに注目が集まる。
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