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堤真一、主演作の撮影現場で“薪ストーブ”話止まらず 石田ゆり子が明かす

2020年9月28日 21:24

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(左から)堤幸彦監督、石田ゆり子、堤真一、岡田健史
(左から)堤幸彦監督、石田ゆり子、堤真一、岡田健史
(C)2020「望み」製作委員会

雫井脩介の同名ベストセラー小説を映画化した「望み」の完成披露試写会が9月27日、都内で行われ、堤真一石田ゆり子岡田健史堤幸彦監督が出席した。

本作は、「愛する息子は殺人犯か、それとも被害者か」という“究極のシチュエーション”に置かれた一家の運命を描き出す。

堤は「台本を読んだ時に、いい話だけど難しすぎたので最初はお断りしようと思ったのですが(笑)、言葉とか体の状態とかのズレが大きいものなので、言葉通りじゃないけども、嘘でもない。意識が強いことを言っているけど、体は劣っていくと乖離していくものがあったので、本当に大変でした。なので、撮影以外は楽しく過ごそうと思って、ベラベラ喋っていましたね」と振り返る。

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堤と夫婦役を演じ、共演シーンも多かった石田は「撮影以外の堤さんはずっと薪ストーブの話をされていた」と明かし、「本当に楽しそうに薪ストーブの話をしていたので、もう薪ストーブの話はしないで欲しいです(笑)。これは冗談ですが、本当に素晴らしい、私が何をやっても受け止めてくれる方だったので頼りになります」と信頼を寄せた。

2人の息子役を演じた岡田は「皆様の中には僕は若い人たちが見て、ご自身のご両親だったり、お子さんのことだったり、皆さんの家族のことを思いだして、この作品を見て、家に帰ったら、家族を愛でる時間を設けていただけることを望みます」と本作をアピール。

最後に、メガホンをとった堤監督は「この映画のどこかに皆さんが所属していると思います。それくらい皆さんの心に刺さりたいという気持ちで作ってきましたので、見ていただけると嬉しいです」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。

望み」は10月9日から全国公開。

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