ドラマ版「ジャック・リーチャー」主演は「タイタンズ」のアラン・リッチソン
2020年9月14日 13:16
[映画.com ニュース]米アマゾン・スタジオによるテレビドラマ版「ジャック・リーチャー」で、アラン・リッチソンが主演を務めることが決定した。米バラエティなどが報じている。
英作家リー・チャイルドが生み出した「ジャック・リーチャー」は、放浪の旅を続ける元米陸軍内部調査部のエリート軍人が、行く先々で遭遇する難事件を描いた犯罪スリラー小説シリーズ。世界49カ国語に翻訳され、累計1億部以上の売り上げを誇るベストセラーだ。2012年にトム・クルーズ主演、クリストファー・マッカリー監督で「アウトロー」として映画化され、大ヒットを記録した。16年には続編「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(エドワード・ズウィック監督)が公開されたものの、クルーズ主演映画としては世界興収1億6200万ドルと期待外れの結果に終わったため、映画シリーズの継続が危ぶまれていた。
ドラマ版のシーズン1は、原作小説シリーズの第1巻「キリング・フロアー」をもとに、ニック・サントラ(「パニッシャー ウォー・ゾーン」「SCORPION スコーピオン」)が脚本を執筆。ショーランナーと制作総指揮の3役を兼任するほか、ドン・グレンジャー、スコット・サリバン、デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、原作者チャイルドとマッカリー監督が制作総指揮に名を連ねる。
今回主演に抜てきされたリッチマンは、米Spike TVのコメディシリーズ「ブルマン大学 俺たち、もっこりフットボーラー」でブレイクしたのち、「ハンガー・ゲーム2」「ミュータント・タートルズ」「Z Bull ゼット・ブル」などのヒット映画で着実に人気と知名度を上げてきた。現在は、バットマンの相棒ロビン率いる次世代ヒーローチームの活躍を描くDCドラマ「タイタンズ」に、ホーク/ハンク・ホール役でレギュラー出演している。