ジョニー・デップ、「ファンタビ」最新作撮影のため裁判延期を申請
2020年9月4日 11:00

[映画.com ニュース] 人気俳優のジョニー・デップが、世界的な人気シリーズの最新作「ファンタスティック・ビースト3(仮題)」の撮影を理由に、元妻で女優アンバー・ハードとのあいだで現在進行中の裁判の延期を申請した。
デップは、ハードが米ワシントンポスト紙に投稿した意見記事のなかで「夫に暴力をふるわれた」と綴ったことにより、“DV男”のレッテルを貼られたとして2019年3月、ハードを名誉毀損で提訴。開廷早々ハード自身を含めた関係者らによる驚愕の証言が相次ぎ、泥沼離婚騒動に続く泥沼裁判が再び世間の注目を集めていた。
次回公判は、21年1月11~28日に米バージニア州地方裁判所にて行われる予定だったが、デップが出演する「ファンタスティック・ビースト3(仮題)」の製作元である米ワーナー・ブラザースが、同作の撮影を20年10月から21年2月末にかけて行う決定を下したため、デップは弁護人を通じて、公判日程を21年3月以降で組み直してもらうよう同裁判所に申請した。
米バラエティが入手した申請書で、弁護人は「現行の日程を取り決めた際、デップ氏はワーナー・ブラザースが計画しているスケジュールを踏まえ、同映画の撮影が2021年1月までには終了しているという認識のもと同意しましたが、その後、新型コロナウイルス感染症の影響によって、スタジオ側は度重なる撮影延期を余儀なくされました。撮影地であるイギリス・ロンドンの状況が改善したことを受けスタジオが新たに組んだスケジュールは、遺憾ながら公判日程と被ってしまいます」と経緯を説明した。
そのうえで、「新たな撮影スケジュールに応じなかった場合、デップ氏は契約違反とみなされ、起訴対象になる可能性もあるため、当人にはどうにも出来ない事情だとご理解のうえ日程の延期をご承諾いただければ幸いです」と訴えている。
「ファンタスティック・ビースト3(仮題)」は、シリーズ前2作に続き、J・K・ローリングとスティーブ・クローブスが共同で脚本を執筆、デビッド・イェーツ監督がメガホンをとる。主人公ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメインほか、キャサリン・ウォーターストン(ティナ・ゴールドスタイン役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ・コワルスキー役)、ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、エズラ・ミラー(クリーデンス・ベアボーン役)ら主要キャストが復帰する。
デップは、前作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」で鮮烈な初登場を果たした“黒い魔法使い”ことゲラート・グリンデルバルド役を再び演じる。
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