大ヒットBLドラマ「ポルノグラファー」映画化決定! 竹財輝之助「ついにここまで来たか」
2020年9月3日 10:00

[映画.com ニュース] 動画配信サービス「FOD」史上最速で100万回再生を突破したBLドラマを映画化する「劇場版ポルノグラファー プレイバック」が、2021年春に公開されることが決定。ドラマ版と同じく、竹財輝之助(木島理生役)、猪塚健太(久住春彦役)、吉田宗洋(城戸士郎役)、大石吾朗(蒲生田郁夫役)が出演し、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「弱虫ペダル」の三木康一郎監督がメガホンをとっている。
丸木戸マキ氏の原作漫画を連続ドラマ化した「ポルノグラファー」シリーズ。第1作は18年7月に「FOD」で配信を開始し、同年8月からはフジテレビで地上波放送。SNS上での視聴者の反響は特に大きく、毎話配信・放送されるたびにSNSのトピックスとして上位ランクインを果たした。19年2月には、第2作「インディゴの気分」も実写化。最終章となる映画版は「續・ポルノグラファー プレイバック」を原作としている。
第1作「ポルノグラファー」は、主人公の官能小説家・木島理生と大学生・久住春彦を中心としたラブストーリー、「インディゴの気分」は、木島理生と木島の編集担当・城戸士郎の恋愛とも友情とも区別できない特別な過去を描いた作品。いわゆるBL作品としてではなく、「ラブストーリーの主人公たちが、たまたま男同士だった」というスタンスで制作され、恋愛ドラマとしての美しさや心情の細やかな表現が追求された演出が話題に。映画化に際しても「大胆な描写を含む攻めた本気のBL作品」でありながら「キャストの演技力」「上品で繊細な映像美」によって、心に刺さる美しい恋愛ドラマを目指した。

竹財は「ついにここまで来たか、というのが正直な感想です」と胸中を吐露。「『ポルノグラファー』を撮っている時には考えもしなかったことなので、ここまで約2年ちょっと、愛してもらえる作品だったんだなあと嬉しい気持ちが大きいです。『ポルノグラファー』から『インディゴの気分』も制作されて、さらに映画化まで、本当にファンの方の熱意のおかげだと思っています」と感謝を述べつつ「原作の丸木戸先生が今作を最後だと言い切っている作品でもあるので、木島先生と春彦の、ひとつの答えになるような作品になればよいなと思っています」と語っている。
「映画化されると聞いた時は、非常に嬉しかったです」と話す猪塚。「『プレイバック』は丸木戸先生が漫画を続編として描き始めた時から、演じられたらいいなと思っていたので、その機会がまさか映画として実現すると聞いて本当に驚きました」「『ポルノグラファー』がちょうど2年前くらいですけど、いまだに皆さんがSNSを通じて応援してくれて、火を絶やさないでいてくれたので、それが続編、さらには映画化に繋がったのだと思っています。楽しみに待ってくださっている皆さんを想って死ぬ気で頑張ります」と思いの丈を述べている。

三木監督は、映画版においても「『ポルノグラファー』の世界観を変えるつもりはありません」と断言。「登場人物はもちろん増えますが、あの木島、あの春彦、あのじめっとした質感。タバコの煙、コーヒーの香り、そして、深い愛情がそこに存在することでしょう」と説明している。一方、丸木戸氏は「2018年にドラマ化していただいて以来、ファンになってくださった方々が本当に長い間たくさんお声を寄せてくださったおかげで実現できた劇場版です。原作と異なる点もありますが、一連のシリーズの最終作として楽しんでいただける作品になると私も期待しております。お楽しみに!」とコメントを寄せている。
「劇場版ポルノグラファー プレイバック」は、21年春公開。
(C)2021松竹株式会社 (C)丸木戸マキ/祥伝社
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