「アイヌモシリ」アイデンティティに揺れる少年の心の機微を映す予告編&場面写真公開

2020年9月3日 10:00

自らもアイヌの血を引く下倉幹人が主演
自らもアイヌの血を引く下倉幹人が主演

[映画.com ニュース] アイヌの血を引く少年の成長を通して現代に生きるアイヌ民族のリアルな姿をみずみずしく描き、第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した「アイヌモシリ」の予告編と場面写真が公開された。

自らもアイヌの血を引く下倉幹人が演技初挑戦にして主演を務め、アイデンティティに揺れる主人公カントを演じた。監督は、前作「リベリアの白い血」が国内外で高く評価された新鋭・福永壮志。予告編では、アイデンティティに揺れる14才のカントの繊細な心理を映し出し、さらにイフンケ(子守歌)、ムックリ(日本語では口琴、アイヌの楽器)などの伝統的な音楽と、幻想的な北海道阿寒湖アイヌコタンの風景が切り取られている。

北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで母と暮らす14歳の少年カントは、1年前に父を亡くして以来、アイヌ文化と距離を置くようになっていた。友人と組んだバンドの練習に熱中する日々を送るカントは、中学卒業後は高校進学のため故郷を離れることを決めていた。そんな中、カントの父の友人だったアイヌコタンの中心的人物デボは、カントをキャンプへ連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。

アイヌモシリ」は、10月17日から、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開。

(映画.com速報)

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