ベネチア映画祭出品、黒沢清×蒼井優×高橋一生「スパイの妻」新場面写真10点 クラシカルな衣装や美術にも注目
2020年9月2日 12:00
1940年、太平洋戦争前夜。神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。妻である聡子(蒼井優)の知らぬところで夫は別の顔を持ち始めるが、それでも優作への愛が、聡子を突き動かしていく。
このほど公開された今回公開された追加場面写真は、微笑んで聡子の手を取る優作の姿、向かい合いじっと睨み合う泰治(東出昌大)と優作、連行される英国人と憲兵に詰め寄る優作の甥・文雄(坂東龍汰)の緊迫した表情など10点。登場人物たちのさまざまな表情から、物語の謎を紐解く重要な場面を切り取った。さらに、1940年代・神戸の雰囲気を再現したクラシカルな衣装や細部までこだわり抜かれた美術も注目だ。
本作は「寝ても覚めても」(18)の濱口竜介と、濱口と共に脚本を手掛けた5時間越えの大作「ハッピーアワー」(15)が世界の映画祭で評価された野原位が脚本を担当。また、「ペトロールズ」のリードボーカル、ギターで、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛けた。
「スパイの妻」は、10月16日から新宿ピカデリーほか全国で公開。
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