幸せな家族に突如襲い掛かる悲劇――森山直太朗の主題歌入り「望み」予告公開
2020年8月27日 05:00
[映画.com ニュース] 堤真一と石田ゆり子が共演し、堤幸彦監督がメガホンをとった映画「望み」の公開日が10月9日に決定。あわせて、予告編とビジュアルが披露された。
「クローズド・ノート」「検察側の罪人」などで知られる人気作家・雫井脩介氏による小説を映画化した本作は、「愛する息子は殺人犯か、それとも被害者か」という“究極のシチュエーション”に置かれた一家の運命を描き出す。堤、石田が夫婦を演じ、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太らが共演する。
予告映像は、石川一登(堤)と高校生の息子・規士(岡田)の家庭での不穏なやり取りから始まる。幸せだった家族は、規士の失踪とその同級生の死をきっかけに生活が一変。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのか。息子の潔白を信じる一登、たとえ殺人犯であっても生きて帰ってくることを願う貴代美(石田)、将来の不安に怯える娘の雅(清原)。それぞれの望みが交錯していくなか、シンガーソングライターの森山直太朗が書き下ろした主題歌「落日」が印象的に流れ、感動の結末を予感させる。
主題歌について、主演の堤は「どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。この家族が最後に見つけた『望み』を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います」とコメントを寄せた。
「望み」は10月9日から全国公開。
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