「日本沈没2020」劇場編集版が11月公開決定 湯浅政明監督「いい環境で見ないともったいない」
2020年8月20日 18:00

[映画.com ニュース] Netflixで今年7月から配信中のアニメシリーズ「日本沈没2020」が、劇場公開されることが決まった。全10話を再編集し、「日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ」のタイトルで11月13日から全国公開される。あわせて、そびえる富士山の向こうから朝日が昇るなか、空を飛ぶ気球が沈みゆく日本列島を見下ろすポスタービジュアルが公開されている。
同作は、SF作家・小松左京氏による名作「日本沈没」を、「夜明け告げるルーのうた」「DEVILMAN crybaby」の湯浅政明監督が初アニメ化。1970年代の日本を舞台に描かれた原作を、2020年の東京オリンピック終了直後の物語へと翻案し、女子中学生の武藤歩(CV:上田麗奈)らごく普通の家族・武藤家の人々が、未曾有の大地震により日々刻々と沈んでいく日本列島で懸命に生き抜いていく姿を描く。
劇場版は、湯浅監督自らが配信版全10話を再編集。音響を劇場仕様の5.1chにアップグレードしての公開となる。湯浅監督は「1話のダビングの時に5.1chで作られた音が心地良くて、これはいい環境で見ないともったいないと思うようになりました。配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、意図したところへたどり着かない視聴者の方も多く見受けられました」と配信開始当時を振り返り、「この作品は見る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様で優しくありません。ぜひ劇場でご覧になって確かめてください」と呼びかけている。
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