「嘘つきなんですよ、私」 北川景子と中村倫也をミステリアスな容疑者が翻弄する「ファーストラヴ」特報
2020年8月20日 05:00

[映画.com ニュース] 北川景子と堤幸彦監督が初めてタッグを組み、島本理生氏の直木賞受賞サスペンスを映画化する「ファーストラヴ」の公開が21年2月に決定し、特報とティザービジュアルがお披露目された。
アナウンサー志望の女子大生が、就職活動の最中に父親を刺殺。「動機はそちらで見つけてください」という容疑者の挑発的な言葉に、世間は大騒ぎとなる。北川扮する公認心理師の由紀はドキュメンタリー本の執筆を依頼され、事件を担当する弁護士の義弟とともに真相を探る。二転三転する容疑者の供述に翻ろうされるふたり。しかし、面会や手紙のやりとりを重ねていくうちに、由紀は心の奥底に隠したはずの記憶と向き合うことになる。
北川が主人公の由紀役を務め、共に事件を追う弁護士・庵野迦葉役を中村倫也、由紀の夫で迦葉の兄・真壁我聞役を窪塚洋介が演じる。父親殺しの容疑がかかる聖山環菜役には芳根京子を配している。

「娘の環菜被告は、父親の胸を包丁で刺して殺害したとみられます」。特報はニュースを読み上げるアナウンサーの声とともに、血まみれの手に包丁を握った環菜が、うつろな表情で川沿いを歩く衝撃的な場面で幕を開ける。面会に訪れた由紀に、「嘘つきなんですよ、私って」と悪びれた様子もなく笑顔で言い放つ環菜。緊迫した表情を浮かべる登場人物と、事件の真相に繋がると見られる意味深なシーン、さらに由紀の記憶の断片らしき映像が次々と映し出され、スリリングな展開を予感させる。
北川は「役なのか自分なのかがわからない瞬間がすごく多かった」と語るほど作品にのめり込んだことを明かし、共演の中村は「一言で言えない感情が渦巻く作品」と自信をにじませる。
「ファーストラヴ」は21年2月全国公開。
(C)2021「ファーストラヴ」製作委員会
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