体験型施設「メイキング・オブ ハリー・ポッター」としまえん跡地に2023年前半オープン
2020年8月18日 16:02

[映画.com ニュース] 体験型エンターテインメント施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター」(以下、「スタジオツアー東京」)が、8月末日で閉園となる「としまえん」跡地にオープンすることが決定。ワーナー・ブラザース スタジオツアーズ、ワーナー・ブラザース ジャパン、西武鉄道、伊藤忠商事、芙蓉総合リースが施設開発に関する本契約を締結し、2023年前半の開業を目指すことになった。
「としまえん」跡地を含む区域は、東京都が段階的な公園の整備を計画中。「スタジオツアー東京」の施設は、この公園整備のプロセスに合わせて建設されるものだ。同施設は、12年に開園し、1400万人が訪れた「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン メイキング・オブ ハリー・ポッター」に次いで、世界で2番目の開設となる。

映画「ハリー・ポッター」シリーズは、第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の劇場公開から、来年21年で20周年を迎える。その世界観は現在「ファンタスティック・ビースト」シリーズに引き継がれている。「スタジオツアー東京」では、この2つの映画シリーズの世界観をより深く知るための仕掛けを整えているようだ。
「ハリー・ポッター」で使用された衣装や小道具などが室内展示され、来場者はシリーズの製作者が実際に設計し制作した象徴的な映画セットの数々を探索できる。施設の広さは、約3万平方メートル。敷地内に設営される「サウンドステージ」と「バックロット」(屋外撮影用地)内の展示スペースの観覧にかかる所要時間は、約半日となっている。また、入場口前の広場スペースには、映画に登場する魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアを計画。入園チケット販売は、快適な入場人数となるよう調整をして販売する予定だ。
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