BTSの主題歌にのせ吉高由里子&横浜流星の切ない愛を紡ぐ「きみの瞳が問いかけている」特別映像
2020年8月5日 12:00

(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 (C)2020 Gaga Corporation / AMUSE,Inc. / Lawson Entertainment,Inc.
[映画.com ニュース] 吉高由里子と横浜流星がダブル主演を務める「きみの瞳(め)が問いかけている」の特別映像(https://youtu.be/N52ZZN2tL9s)が公開された。冒頭に主題歌を担当したBTSのコメント映像が流れた後、彼らが切なく歌い上げる「Your eyes tell」にのせて、目が不自由な明香里(吉高)と、罪を犯してキックボクサーとしての将来を失った塁(横浜)の幸せな日々と塁の悲しい決断が映し出される。
特別映像は、メガホンをとった三木孝浩監督が自ら手掛けたもので、数多くのMVを手掛けてきたからこそのこだわりが詰め込まれている。三木監督は「Your eyes tell」のデモテープを初めて聴いたときの感想を、「メロディの美しさ、声の艶やかさに、聴いた瞬間鳥肌が立ちました」と振り返る。
BTSのJUNG KOOKが本作のために書き下ろした同曲は、「なぜ、こんなにも涙が溢れるの」という切ない問いかけから始まる。特別映像はささやかながらも幸せを手にした二人の姿が確認できる一方、「俺が、明香里さんを助けるから」というセリフとともに悲壮な面持ちでリングに向かう塁の姿が収められている。
三木監督は、「歌詞が横浜流星くん演じる塁の目線を意識して書かれているので、寡黙な塁の想いが少しでも伝わって、映画を見た時により共感してもらえるよう意識して編集してみました」と意図を明かす。そして、「本当に素敵な曲なので、画を当てていく作業がめちゃくちゃ楽しかったし、フルコーラスで作りたかった」と制作時を振り返った。さらに、「実はエンドロール以外にも流れるところがあって、シーンによって印象が違って聴こえるのも見どころの一つ」だと語り、「Your eyes tell」が挿入曲としても採用されていることを明かした。
映画「きみの瞳(め)が問いかけている」は10月23日から全国で公開。
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