「風と共に去りぬ」“最後のスター”オリビア・デ・ハビランドさん死去 104歳
2020年7月28日 12:28

[映画.com ニュース] 「風と共に去りぬ」のメラニー役で知られる米女優オリビア・デ・ハビランドさんが7月26日(現地時間)、仏パリの自宅で死去した。104歳だった。ハビランドさんの広報担当者が米バラエティに明かしたところによると、自然死だったという。
ハビランドさんは、1916年7月1日東京生まれ。2歳で米カリフォルニアに移住し、10歳から演技のキャリアをスタートさせた。「真夏の夜の夢」(1936)で銀幕デビューを果たし、「遥かなる我が子」(48)、「女相続人」(49)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。「風と共に去りぬ」(39)と「蛇の穴」(50)ではそれぞれ同賞助演女優賞、主演女優賞にノミネートされた。65年には、女性として初めてカンヌ国際映画祭の審査委員長を務めた。
「風と共に去りぬ」で共演したビビアン・リーさん(スカーレット役)、レスリー・ハワードさん(アシュリー役)、クラーク・ゲーブルさん(レット役)らが亡くなったことで、ハビランドさんは“「風と共に去りぬ」最後のスター”と呼ばれていたものの、晩年は脚光を好まず、フランスで静かに暮らしていた。
ハリウッドにおける俳優の雇用条件の改善に尽力したことでも知られ、2008年には、アメリカの芸術分野の顕彰としては最高位の国家芸術メダルを受章。10年にフランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章シュバリエ賞を受勲している。
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