親友殺害の罪を問われ無罪を主張する16歳 親の知らない顔が明らかに――「ブレスレット」7月31日公開
2020年7月22日 12:00
[映画.com ニュース] ベルリン映画祭と並行して開催されるヨーロピアン・フィルム・マーケットやロカルノ映画祭で上映され話題となった、仏・ベルギー合作映画「ブレスレット 鏡の中の私」が7月31日から公開される。
親友を殺した罪に問われている16歳のリーズをを巡る物語。無実を主張するリーズ(メリッサ・ゲール)と、自分たちの知らない娘の姿を目の当たりにして思い悩む両親、そして、次々と明かされる友人たちの証言などから、真相は曖昧になり、真実が度々変化していく。ステファン・ドゥムースティエ監督の脚本、「あるいは裏切りという名の犬」のロシュデイ・ゼム、「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエ、「今宵、212号室で」のキアラ・マストロヤンニらが共演。
16歳のリーズは、親友のフローラを殺した罪に問われ、裁判が始まる。リーズは無罪を主張し、両親も当然ながら、我が娘の無実を信じて何度も法廷に立つ。しかし、裁判が進むにつれ、友人の証言などからリーズの交友や私生活が明らかになり、リーズの両親は、自分たちの知らない娘の交遊を知り、娘がまるで他人であるかのように思えるほど、思い悩む。裁判が続く中、弟のジュールが、ガレージでナイフを発見。両親はそのナイフが、フローラを殺害した凶器なのではと疑い始める……。
「ブレスレット 鏡の中の私」は、7月31日から、イオンシネマ系列ほか全国で順次公開。