映画「実りゆく」ポスタービジュアル完成! 長野県先行で公開初日決定
2020年7月20日 17:00

[映画.com ニュース] 長野県のりんご農家を舞台に父と子の物語を描いた映画「実りゆく」が、10月2日から長野県で先行公開、同9日から新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが決定。また、ポスタービジュアルも合わせて解禁となった。
この映画は、1本の予告編から生まれた。堤幸彦監督や大根仁監督を擁するオフィスクレッシェンドが主催する「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」(https://mi-can.com/)では、未だ存在しない映画の予告編だけを制作し、グランプリには映画化の権利が与えられる。その第3回大会(2018年)に出品した「実りゆく長野」は、芸能事務所タイタンのマネージャー八木順一朗が企画・監督し、若手漫才コンビ・まんじゅう大帝国の竹内一希が主演を務める異色作品だった。惜しくもグランプリは逃したものの、“堤幸彦賞”と“MI-CAN男優賞”を受賞したことで本編を望む声が高まり、主演・竹内×八木監督の再タッグで本編撮影を長野県で開始した。
共演には、田中要次に加え、まんじゅう大帝国の田中永真、日本エレキテル連合の橋本小雪、さらに三浦貴大、小野真弓、鉢嶺杏奈、山本學らが集結し、島田秀平や爆笑問題が本人役として特別出演。おかしくも深みのある人間模様が楽しめる作品として、タイトルを「実りゆく」に改めて完成した。
ポスタービジュアルは、りんご農家を背景に、大事そうにりんごを握りしめている主人公・実の爽やかな笑顔が印象的で、キャッチコピーの「笑顔にしたい、人がいる。」からは、彼の内に秘めた思いが伝わってくるものとなっている。
また本作は、撮影中の2019年、台風19号が長野県を直撃した豪雨被害に見舞われた経緯から、映画の力で長野の魅力を伝え復興に導けたらという思いも込められている。長野県下伊那郡松川町の農家で撮影されたりんごの瑞々しさや大自然の美しさとともに、実りゆく秋に、“りんご”と“笑い”の魅力が詰まった青春映画となっている。
なお、本作は9月11日までMotionGalleryでクラウドファンディングを実施中(https://motion-gallery.net/projects/minoriyuku)。映画のエンドロールへの名前記載や、爆笑問題の太田光が執筆した映画タイトル入りの特製手ぬぐい、映画内で登場する御朱印などのリターンが用意されている。
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