「ラ・ラ・ランド」「ワンハリ」がドライブインシアターで楽しめる！

［映画.com ニュース］　7月17～19日に神奈川・大磯ロングビーチで行われる「ドライブインシアター2020」で、「ラ・ラ・ランド」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE” LAST HEAVEN 031011」が上映されることがわかった。また8月には、新たに千葉ニュータウンでイベントを開催することも発表された。

巨大な駐車場にスクリーンを配置し、車に乗ったままカーステレオから音を出し、作品を鑑賞する「ドライブインシアター」。シアタープロデュースチーム「Do it Theater」による「ドライブインシアター2020」プロジェクトは、新型コロナウイルス感染予防の啓発と映画をはじめとするカルチャーの活性化を目的として、ドライブインシアターの実現を目指してきた。「MOTION GALLERY」でのクラウドファンディングでは、目標金額250万円を突破（8月7日の午後11時59分まで実施）。6月20日には東京タワーを会場に「スパイダーマン　スパイダーバース」を上映し、注目を集めていた。

大磯ロングビーチのイベントでは、7月17日にライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが共演した大ヒットミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」（日本語吹き替え版）が披露される。事前に映画レビュワー・DIZとともにSNS上で募集した「いま#ドライブインシアター2020で観たい映画」の結果をもとに選定され、今後も当日のドレスコードなどの情報が配信される予定だ。また初日は会場に来られない参加者も楽しめるよう、映画コメンテーター・有村昆とともにYouTubeライブ（https://youtu.be/DcfGRXQUfuA）も展開。各自で「ラ・ラ・ランド」の視聴環境を整えれば、リモートでもイベントの雰囲気を楽しむことができる。

7月18日はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが初タッグを組んだ、クエンティン・タランティーノ監督作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」（日本語字幕版）。続く19日には、03年に解散したロックバンド「ミッシェル・ガン・エレファント」のラストライブと舞台裏をおさめたドキュメンタリー「ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE” LAST HEAVEN 031011」がラインナップされている。なお映画上映前には、映像、音楽、照明、そして来場者の車も連動したインタラクティブなDJ＆VJショー「Drive in Music Party」で参加者を盛り上げる。

「ドライブインシアター2020 at 大磯ロングビーチ」は7月17～19日に開催。全日程雨天決行で、午後6時開場、午後7時開演。チケット料金は自動車1台あたり1万円で、7月7日正午から「MOTION GALLERY」（https://motion-gallery.net/projects/driveintheater2020）で発売される。また8月は千葉ニュータウン、大阪・万博記念公園でも実施が予定されている。