「JAPAN CUTS」に大林宣彦監督の名を冠した賞が新設! 若手映像作家の活動を後押し
2020年6月26日 07:00

[映画.com ニュース] 北米最大の日本映画祭「第14回JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ~」に、故大林宣彦監督の日本映画界での偉業を称え、名を冠した「大林賞」(Obayashi Prize)の新設が決定した。
同映画祭は、2007年の開始以来、毎年7万人以上の観客を動員し、全米初公開作品を多く含む300本以上の邦画を上映してきた。米ニューヨークで毎年開催されてきたが、第14回となる今年は7月17日から30日(現地時間)の期間中にオンライン上で開催され、長編メイン部門では大林監督の最新作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(7月31日公開)も上映される。
「大林賞」は、若手監督の自主制作による長編作品を7作品上映する「ネクストジェネレーション・コンペティション部門」(NEXT GENERATION)のなかから、審査員が選出した最も優れた1本に贈られる。総合的な観点から、最も将来性と才能を発揮している若手の映像作家の活動を後押しすることを目的としている。
大林監督の長女で料理家、映画監督の大林千茱萸氏は、同映画祭公式リリース内で「父が映画作家として歩んできた道がこうして、また新たな未来の作家さんたちへと受け継いでいただけること、たいへん光栄であり、誇らしい限りです。父と共に映画を作り続けてきたプロデューサー恭子さんも、涙ぐみながら『たいへん嬉しいです、感謝します』と、皆さまに伝えて欲しいとのことでした」と語っている。
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